提案書20(3802頁~4000頁) (27 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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⑤ ④の根拠と
なる研究結果等
輸血機能評価を新たに受診した49施設では平均2.6項目の指摘事項があり、施設の自己評価と視察員による評価に乖離のあ
る項目が1施設平均で6項目みられた(参考文献1)。また、令和4年度血液製剤使用実態調査での分析では、血液製剤の適正
使用を業務と考えている300床以上の施設において適正使用推進に効果があった項目として輸血機能評価が有意に多く挙げ
られた(参考文献2)。
3
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す
る。)
ガイドライン等での位置づけ
⑥普及性
豪州・米国・英国でのガイドラインに記載あり
年間対象患者数(人)
認定施設数:167施設(国内で輸血管理料Ⅰを取得している施設の約30%)
国内年間実施回数(回)
1,500×167=250,500
※患者数及び実施回数の推定根拠等
血液製剤使用実態調査データから推定
⑦医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
日本輸血・細胞治療学会では本機能評価の受審を推進し、地域での輸血管理体制の向上を目指している。
標準的な輸血療法の実践を求める内容であり、難易度は高くない。
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)
輸血療法の実施に関する指針に記載されている基準を遵守して輸血療法を実施している施設
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)
輸血責任医師、輸血担当技師の配置(専門性や経験年数は問わない)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)
輸血療法の実施に関する指針、血液製剤の使用指針、血液製剤等に係る遡及調査ガイドライン
⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
施設の外部監査であり、患者への副作用等は発生しない
⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
本機能評価により輸血療法の安全性・適正性を保証することは倫理的・社会的に妥当と考えられる
K
妥当と思われる診療報酬の区分
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
点数(1点10円)
120点
その根拠
輸血管理料の適正使用加算が120点であり、同程度の加算が望まれるため
区分
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)
区分をリストから選択
番号
特になし
技術名
特になし
具体的な内容
特になし
不変(0)
プラスマイナス
予想影響額
予想影響額(円)
─
その根拠
輸血機能評価の加算により1,200円×1,500件×167施設=300,600,000円の増加が見込まれるが、同時に血液製剤の適正使用
推進により1%程度の血液製剤使用削減が期待できるため
備考
特になし
⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
特になし
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等
2)調べたが収載を確認できない
該当なし
⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い
⑭その他
d. 届出はしていない
該当なし
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