よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料3-2 令和5年度障害者虐待事案の未然防止のための調査研究一式 (30 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40742.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第141回 7/4)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

表 36-4 事実確認調査不要と判断した理由(複数回答)
件数

構成割合

施設虐待の「施設種別」や「虐待者」の定義に当てはまらないと考えられる事例

33

9.4%

サービスに対する苦情等と考えられる事例

121

34.4%

相談・通報者の心配や、届出者の不平・不満と考えられる事例

146

41.5%

その他

87

24.7%

(注)構成割合は、明らかに虐待ではなく事実確認調査不要と判断した事例352件に対するもの。

5)虐待の有無の判断を行う体制と実績(表 37)
虐待の有無の判断を行った協議件数(事実確認調査を行った事例)3,685 件のうち、
「市町村
障害者虐待防止担当部署職員が参加した事例件数」は全体の 95.5%、
「市町村障害者虐待防止担
当部署管理職が参加した事例件数」は 84.8%であった。外部機関の職員の参加状況は、
「委託先
の障害者虐待防止センター職員が参加した事例件数」が 11.3%、
「基幹相談支援センター職員等
のその他のメンバーが参加した事例件数」が 11.1%であった。
表 37 虐待の有無の判断を行う体制と実績(複数回答)
件数

構成割合

虐待の有無の判断を行った協議の件数

3,685

-

市町村障害者虐待防止担当部署職員が参加した事例件数(直営の障害者虐待防止センター職員含む)

市町村障害者虐待防止担当部署管理職が参加した事例件数

者 委託先の障害者虐待防止センター職員が参加した事例件数
上記のメンバー以外(例:基幹相談支援センター職員等)が参加した事例件数

3,520

95.5%

3,125

84.8%

415

11.3%

409

11.1%

(注)構成割合は、事実確認調査を行った事例3,685件に対するもの。

6)都道府県への報告(表 38)
障害者福祉施設従事者等による障害者虐待に関して、法第 17 条及び同法施行規則第 2 条の
規定により、通報又は届出を受けた市区町村は、当該通報又は届出に係る事実確認を行った結
果、障害者福祉施設従事者等による障害者虐待が認められた場合、又は更に都道府県と共同し
て事実の確認を行う必要が生じた場合に、当該障害者福祉施設等の所在地の都道府県へ報告し
なければならないこととされている。
令和4年度において、市区町村から都道府県へ 1,043 件の事例について報告があった。報告
の理由は、
「虐待の事実が認められた」が 1,022 件、
「更に都道府県による事実確認を行う必要
がある」が 21 件であった。
表 38 市区町村が都道府県へ報告した件数
件数

構成割合

1,022

虐待の事実が認められた事例

98.0%

1,022 (100.0%)

報告済み

21

2.0%

市区町村で調査を行ったが虐待の事実の判断に至らず、都道府県に調査を依頼した事例

14

(66.7%)

市区町村で事実確認を行わず、都道府県に調査を依頼した事例

7

(33.3%)

1,043

100.0%

更に都道府県による事実確認を行う必要がある事例

合計
(注)構成割合は、市区町村が都道府県に報告した件数1,043件に対するもの。

27