参考資料3-2 令和5年度障害者虐待事案の未然防止のための調査研究一式 (35 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40742.html |
出典情報 | 社会保障審議会 障害者部会(第141回 7/4)《厚生労働省》 |
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ア.虐待行為の類型(複数回答)
(表 47)
虐待行為の類型(複数回答)は、
「身体的虐待」が 52.0%と最も多く、次いで「心理的虐待」
が 46.4%、
「性的虐待」が 13.8%であった。なお、
「身体的虐待」のうち身体拘束を含むものは
65 件であった。
表 47 虐待行為の類型(複数回答)
身体的虐待
性的虐待
心理的虐待
放棄、放置
経済的虐待
合計
件数
497
132
444
91
51
構成割合
52.0%
13.8%
46.4%
9.5%
5.3%
1,215
-
(注)構成割合は、虐待判断事例件数956件に対するもの。
イ.虐待行為による生命・身体・生活への影響の程度(表 48)
虐待行為による生命・身体・生活への影響の程度をみると、
「軽度(
『生命・身体・生活への
影響』に相当する行為)
」が 65.1%、
「中度(
『生命・身体・生活に著しい影響』に相当する行為)
」
が 25.3%、
「重度(
『生命・身体・生活に関する重大な危険』に相当する行為)
」が 9.5%であっ
た。
表 48 虐待行為による生命・身体・生活への影響の程度
件数
構成割合
軽度(「生命・身体・生活への影響」に相当する行為)
791
65.1%
中度(「生命・身体・生活に著しい影響」に相当する行為)
308
25.3%
重度(「生命・身体・生活に関する重大な危険」に相当する行為)
116
9.5%
1,215
100.0%
合計
(注)構成割合は、虐待行為の合計件数に対するもの。
3)被虐待者の状況
被虐待者の性別及び年齢、障害種別、障害支援区分、行動障害の有無について、不特定多数
の利用者に対する虐待のため被虐待者が特定できなかった等の 21 件を除く 935 件の事例を対
象に集計を行った。なお、1件の事例で被虐待者が複数の場合があるため、935 件の事例に対
し被虐待者数は 1,352 人であった。以下、被虐待者の属性等について整理した。
ア.被虐待者の性別及び年齢(表 49、表 50)
性別については、
「男性」が 63.6%、
「女性」が 36.4%と、全体の 6 割強が「男性」であった。
年齢については、
「40~49 歳」が 18.4%、
「30~39 歳」が 17.8%、
「20~29 歳」が 17.2%、
「50
~59 歳」が 17.0%、
「~19 歳」が 14.3%であった。
表 49 被虐待者の性別
男性
女性
合計
人数
860
492
1,352
構成割合
63.6%
36.4%
100.0%
(注)被虐待者が特定できなかった21件を除く935件の事例を集計。
表 50 被虐待者の年齢
~19歳 20~29歳 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60~64歳 65歳以上
不明
合計
人数
193
232
241
249
230
68
85
54
1,352
構成割合
14.3%
17.2%
17.8%
18.4%
17.0%
5.0%
6.3%
4.0%
100.0%
(注)被虐待者が特定できなかった21件を除く935件の事例を集計。
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