参考資料3-2 令和5年度障害者虐待事案の未然防止のための調査研究一式 (88 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40742.html |
出典情報 | 社会保障審議会 障害者部会(第141回 7/4)《厚生労働省》 |
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12 月 12 日
令和 X 年
12 月 15 日
令和 X+1 年
1 月 27 日
令和 X+1 年
1 月 29 日
令和 X+1 年
1 月 30 日~
2月9日
令和 X+1 年
2 月 10 日
令和 X+1 年
2 月 11 日
令和 X+1 年
2 月 12 日
令和 X+1 年
2 月 13 日
・本人が救急搬送され、10 月と同じ病院に入院。本人から連絡を受けた実母が
救急要請。
・診断結果は、高カリウム血症・低血糖・褥瘡ステージⅢ等。
・MSW によると当面 ICU で治療。本人は依然、面談は拒否しており、息子を気に
しているとのこと。
・児相によると、息子は祖父・祖母(本人の実父・実母)の家にしばらく滞在と
のこと。
・本人がまた退院を申し出。高カリウム血症等は改善しつつも、週に 1 回は透析
が必要であり、また、病院では内服コントロールしていたため幻覚幻聴なく過
ごせていたが、適切に内服する必要があることを主治医が伝えるものの、「薬
はきちんと飲でいる」と本人は拒否。訪問看護も「必要ない」と拒否し、夫も
「自宅で服薬管理する」「通院にも付き添う」とのことから、週に 1 回は通院
するよう伝え、本人は自宅に帰る。
・コア会議を開催。夫によるネグレクトと判断。
・理由:11 月の本人退院時、夫が支援するといっていたが、週に 1 回の通院が
できておらず、再度入院となったため。
・今後の方針:立入調査を行った場合の今後の関係構築への影響を鑑み、虐待防
止担当職員と基幹相談支援センター職員による自宅訪問を継続し、本人や夫と
面談する機会を探る。
・2 日に 1 回訪問するも反応なし。夫や息子とも会えず。
・息子から本人に面談したい旨を伝えてもらえないか児相を通じて高校の SSW
に相談するも、SSW からは「不登校気味であり、これ以上ストレスはかけたく
ない」、
「息子の祖父(本人の実父)は本人と関係が悪いため、これ以上の関係
悪化を避けるため、実父・実母の家に行くことも控えてほしい」とのこと。
・実母からのアプローチを検討するため、実父を担当している地域包括支援セン
ター担当職員と会議。実父が利用している訪問介護のヘルパー職員を通じて、
実母に本人との面談の機会を作ってもらえないか依頼。
・病院に電話し MSW に確認するも、1 月、2 月の受診歴はないとのこと。
・入院時の主治医と面談。「内服コントロールが必要。コントロールができてい
ない場合には精神混乱リスクもある。
」とのこと。
・実母から地域包括支援センターに電話があり、「明日本人の家に行く。市役所
の人と会うように説得する。」とのこと。
・病院から本人が救急搬送されたと連絡あり。本人が意識朦朧状態であったため、
実母が救急要請。
令和 X+1 年
・高度貧血、高カリウム血症、胃・十二指腸穿孔による腹膜炎(薬剤包装シート
2 月 14 日
の誤飲によるもの)と診断。生命の危険があり手術が必要だが、身体状態が悪
く手術不可能と判断。
令和X+1 年
2 月 16 日
・本人死亡。
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