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参考資料3-2 令和5年度障害者虐待事案の未然防止のための調査研究一式 (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40742.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第141回 7/4)《厚生労働省》
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イ.被虐待者の障害種別(複数回答)
(表 51)
被虐待者の障害の種別では、
「知的障害」が 72.6%と最も多く、次いで「身体障害」が 21.0%、
「精神障害」が 15.8%であった。
※1 人の被虐待者が重複障害をもつ場合、それぞれの該当項目に重複して計上されるため、合計件数
は被虐待者数 1,352 人と一致しない。

表 51 被虐待者の障害種別(複数回答)
身体障害 知的障害 精神障害 発達障害 難病等

不明

人数

284

981

214

42

17

60

構成割合

21.0%

72.6%

15.8%

3.1%

1.3%

4.4%

合計
1,598
-

(注)被虐待者が特定できなかった21件を除く935件の事例を集計。構成割合は、特定された被虐待者1,352人に対するもの。

ウ.被虐待者の障害支援区分及び行動障害(表 52、表 53)
被虐待者 1,352 人のうち、障害支援区分のある者が 74.7%を占めていた。
「区分6」が全体の
29.8%と最も多く、次いで「区分5」が 13.7%、
「区分4」が 13.6%であった。また、行動障害
がある者が全体の 33.5%を占めていた。
表 52 被虐待者の障害支援区分
区分1

区分2

区分3

区分4

区分5

区分6

なし

不明

合計

人数

4

90

144

184

185

403

234

108

1,352

構成割合

0.3%

6.7%

10.7%

13.6%

13.7%

29.8%

17.3%

8.0%

100.0%

(注)被虐待者が特定できなかった21件を除く935件の事例を集計。構成割合は、特定された被虐待者1,352人に対するもの。

表 53 被虐待者の行動障害の有無
強い行動障害
がある※

認定調査を受け
てはいないが、強
行動障害がある
い行動障害があ


行動障害なし

行動障害の有
無が不明

合計

人数

281

11

161

422

477

1,352

構成割合

20.8%

0.8%

11.9%

31.2%

35.3%

100.0%

(注)被虐待者が特定できなかった21件を除く935件の事例を集計。構成割合は、特定された被虐待者1,352人に対するもの。
※障害支援区分3、行動関連項目10点以上。

4)虐待を行った障害者福祉施設従事者等の状況
虐待を行った障害者福祉施設従事者等(以下「虐待者」という。
)の性別、年齢及び職種に
ついて、施設全体による虐待のため虐待者が特定できなかった等の 47 件を除く 909 件の事例
を対象に集計を行った。なお、1 件の事例に対し虐待者が複数の場合があるため、909 件の事
例に対し虐待者数は 1,098 人であった。
ア.虐待者の性別及び年齢(表 54、表 55)
「男性」が 69.9%、
「女性」が 30.1%であった。年齢については、
「60 歳以上」が 20.5%と最
も多く、次いで「50~59 歳」が 17.9%、
「40~49 歳」が 17.8%であった。

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