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参考資料3-2 令和5年度障害者虐待事案の未然防止のための調査研究一式 (81 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40742.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第141回 7/4)《厚生労働省》
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イ.虐待行為の類型別
虐待行為の類型別に発生要因をみると、身体的虐待や心理的虐待、放棄・放置(ネグレ
クト)では「教育・知識・介護技術等に関する問題」が最も高いが、性的虐待や経済的虐
待では「倫理観や理念の欠如」が最も高い要因として挙げられていた。
表 4-33

虐待行為の類型別にみた虐待の発生要因

単位:人

虐待の発生要因(複数回答)


教育・知識・介護 職員のストレスや
虐待を助長する組 人員不足や人員
倫理観や理念の
技術等に関する 感情コントロール
織風土や職員間 配置の問題及び
欠如
問題
の問題
の関係性の悪さ
関連する多忙さ

1,098
669
520
528
289
285
100.0%
60.9%
47.4%
48.1%
26.3%
26.0%
612
378
326
229
147
167
身体的虐待
100.0%
61.8%
53.3%
37.4%
24.0%
27.3%
147
75
53
109
32
24
性的虐待
100.0%
51.0%
36.1%
74.1%
21.8%
16.3%
575
326
248
263
154
137
心理的虐待
100.0%
56.7%
43.1%
45.7%
26.8%
23.8%
140
60
41
59
43
39
放棄・放置(ネグレクト)
100.0%
42.9%
29.3%
42.1%
30.7%
27.9%
58
22
13
42
18
10
経済的虐待
100.0%
37.9%
22.4%
72.4%
31.0%
17.2%
※複数の虐待の事実が認められた場合は、それぞれに重複カウントしているため、合計人数とは一致しない。
全体

ウ.被虐待者の障害種別
身体障害と精神障害では「教育・知識・介護技術等に関する問題」と「倫理観や理念の
欠如」が高くなっている。知的障害では、
「教育・知識・介護技術等に関する問題」と「職
員のストレスや感情コントロールの問題」が高くなっている。
表 4-34

被虐待者の障害種別でみた虐待の発生要因
単位:人
虐待の発生要因(複数回答)



全体
身体障害
知的障害
精神障害(発達障害を除く)

発達障害
難病等
不明

1,098
100.0%
281
100.0%
805
100.0%
213
100.0%
52
100.0%
10
0.0%
35
100.0%

教育・知識・介護 職員のストレスや
虐待を助長する組 人員不足や人員
倫理観や理念の
技術等に関する 感情コントロール
織風土や職員間 配置の問題及び
欠如
問題
の問題
の関係性の悪さ
関連する多忙さ

669
60.9%
164
58.4%
497
61.7%
119
55.9%
30
57.7%
7
70.0%
8
22.9%

520
47.4%
127
45.2%
408
50.7%
75
35.2%
14
26.9%
4
40.0%
9
25.7%

528
48.1%
133
47.3%
376
46.7%
93
43.7%
19
36.5%
4
40.0%
4
11.4%

※複数の障害がある場合は重複してカウントしているため、合計人数とは一致しない。

78

289
26.3%
75
26.7%
217
27.0%
44
20.7%
7
13.5%
4
40.0%
2
5.7%

285
26.0%
74
26.3%
232
28.8%
43
20.2%
3
5.8%
4
40.0%
3
8.6%