よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料3-2 令和5年度障害者虐待事案の未然防止のための調査研究一式 (64 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_40742.html
出典情報 社会保障審議会 障害者部会(第141回 7/4)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

⑥虐待の発生要因
・回答割合として、やむを得ない事由による措置が適用されたケース、市区町村長申立
てが適用されたケース、虐待程度が重度のケースでは、非適用ケースあるいは中軽度
のケースに比べて、
「虐待者が虐待と認識していない」の割合が共通して高くなってお
り、統計的な有意差もみられた。
・その他にも、市区町村申立てが適用されたケースでは「家庭における経済的困窮(経
済的問題)」
、虐待程度が重度のケースでは「虐待者の知識や情報の不足」や「被虐待
者の介護度や支援度の高さ」

「家庭における経済的困窮(経済的問題)
」で有意に高く
なっていた。
表 4-15

重篤ケースの分析(虐待の発生要因)
やむを得ない事由による措置
適用
非適用 有意差

全体

件数
構成比

虐待者の介護疲れ

件数
構成比

虐待者の知識や情報の不足

件数
構成比

虐待者の飲酒やギャンブル等 件数
虐 への依存の影響
構成比
待 虐待者の介護等に関する強い 件数
者 不安や悩み・介護ストレス
構成比

の 虐待者が過去に虐待を行ったこ 件数
構成比
要 とがある

件数
虐待者が虐待と認識していない
構成比
虐待者の障害、精神疾患や強 件数
い抑うつ状態
構成比
虐待者側のその他の要因









件数

構成比
被虐待者の介護度や支援度の 件数
高さ
構成比
件数
被虐待者の行動障害
構成比
件数
被虐待者側のその他の要因
構成比
家庭における被虐待者と虐待者 件数
の虐待発生までの人間関係
構成比


庭 家庭における経済的困窮(経済 件数
構成比
環 的問題)
境 家庭内に複数人の障害者、要
要 介護者がいる

家庭におけるその他の要因

件数
構成比
件数

53
100%
6
11.3%
19
35.8%
3
5.7%
8
15.1%
4
7.5%
33
62.3%
5
9.4%
10
18.9%
14
26.4%
12
22.6%
3
5.7%
25
47.2%
10
18.9%
7
13.2%
4
7.5%

2,077
100%
483
23.3%
545
26.2%
145
7.0%
371
17.9%
175
8.4%
844 **
40.6%
341
16.4%
189 (*)
9.1%
524
25.2%
317
15.3%
206
9.9%
869
41.8%
350
16.9%
285
13.7%
78
3.8%

市区町村長申立て
適用
非適用 有意差

重度

83
100%
7
8.4%
20
24.1%
7
8.4%
6
7.2%
3
3.6%
55
66.3%
14
16.9%
17
20.5%
21
25.3%
9
10.8%
9
10.8%
25
30.1%
33
39.8%
14
16.9%
6
7.2%

228
100%
47
20.6%
74
32.5%
19
8.3%
30
13.2%
22
9.6%
117
51.3%
39
17.1%
33
14.5%
75
32.9%
32
14.0%
16
7.0%
99
43.4%
53
23.2%
37
16.2%
8
3.5%

2,047
100%
482 **
23.5%
544
26.6%
141
6.9%
373 *
18.2%
176
8.6%
822 ***
40.2%
332
16.2%
182 ***
8.9%
517
25.3%
320
15.6%
200
9.8%
869
42.5%
327 ***
16.0%
278
13.6%
76
3.7%

構成比
※有意差:期待度数が1未満のセルがある場合、または、5未満のセルが20%以上の場合には( )で表示

61

虐待の程度
中軽度 有意差

1,776
100%
406
22.9%
446 *
25.1%
121
6.8%
332 *
18.7%
148
8.3%
671 ***
37.8%
291
16.4%
152 **
8.6%
440 **
24.8%
273
15.4%
176
9.9%
755
42.5%
270 **
15.2%
235
13.2%
65
3.7%