【参考報告書4】(4)地域の実情や事業所規模等を踏まえた持続的なサービス提供の在り方に関する調査研究事業 (報告書案)[8.7MB] (269 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56824.html |
出典情報 | 社会保障審議会 介護給付費分科会(第246回 4/14)《厚生労働省》 |
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介護職として初めて働く場が訪問介護の方は定着するが、施設系を経験してヘルパー
になる方は、負担が大きいとして、辞める傾向がある(中小規模・併設有)
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登録制の訪問介護員については、タウン誌へ求人を掲載することが一番効果的である
と感じている(中小規模・併設無)
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都市部
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人材紹介会社の活用を行っているが、紹介料が高いと感じている。実績として、非常勤
を 2 人紹介会社経由で雇用し紹介料は 2 人合わせて 15 万円ほどであった。正規職員
であれば年収に比例し更に高額になると認識している(大規模・併設有)
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実習生の受け入れを行い、実習時代から事業所に興味をもってもらうこと、知人紹介
が有効な採用方法と感じている(大規模・併設無)
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利用者への接し方がわからないといった対人関係の負担を原因とした離職防止として、
接遇のスキルアップ研修を行った(大規模・併設無)
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紹介会社からの紹介が増えている。紹介会社は年収の 30%程の手数料がかかるため負
担が大きい。また、派遣社員の採用も実施することがあるが、他職員の 1.5 倍程度の人
件費がかかる(中小規模・併設有)
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有給の取りやすくするためにシフトなどを工夫すると、時給の引き上げが難しくなっ
てしまう(中小規模・併設無)
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その他
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常勤職員を希望する傾向が強い若手職員は夜勤ができる施設を好む傾向があり、非常
勤職員は扶養内で働きたい意向が強い主婦の方が多いため、長い時間働いてくれる人
材確保が難しい(大規模・併設有)
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訪問介護の時給は他のサービス種別よりも高いが、例えば拘束時間が決まっているデ
イサービス等と異なり、スケジュールによっては移動や空き時間も発生するため効率
が悪いと認識され、人気がなくなってきている(大規模・併設無)
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また、扶養の範囲内で働きたい中高年が多いため、年末調整の区切りに当たる時期(11
月や 12 月)にこれ以上仕事ができないと言われることがある(大規模・併設無)
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特に若い層(40 代以下)の応募がない。また、採用面接を行ってもコミュニケーショ
ンの観点等から介護に適した人材が見つからないと感じる(中小規模・併設有)
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職場の人間関係は重要であるため、性格等を加味したメンバー構成や、規模を大きく
し過ぎないことに留意している(中小規模・併設無)
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離職者が約半年で 2 名出ている。これまでの離職の原因としては、利用者のキャンセ
ルも多く効率よく仕事ができないことや、カスタマーハラスメント(利用者本人によ
る暴言や一方的な言いがかり等)やセクシャルハラスメントがある(中小規模・併設
無)
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