・資料No1-1~1-5_第十八改正日本薬局方第一追補(案) (57 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000174942_00007.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 日本薬局方部会(令和4年度第1回 7/26)《厚生労働省》 |
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注射用アンピシリンナトリウム・スルバ
クタムナトリウム
製剤均一性 〈6.02〉
次の方法により含量均一性試験を行うと
き,適合する(T:別に規定する).
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本品1個をとり,1 mL中にアンピシリン(C16H19N3O4S) 5
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mg(力価)を含む液となるように移動相に溶かし,正確に V
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mLとする.この液5 mLを正確に量り,内標準溶液5 mLを
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正確に加えた後,移動相を加えて50 mLとし,試料溶液とす
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る.以下定量法を準用する.
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アンピシリン(C16H19N3O4S)の量[mg(力価)]
=MS1 × Q Ta/Q Sa × V /10
スルバクタム(C8H11NO5S)の量[mg(力価)]
=MS2 × Q Tb/Q Sb ×V /10
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MS1:アンピシリン標準品の秤取量[mg(力価)]
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MS2:スルバクタム標準品の秤取量[mg(力価)]
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内標準溶液 パラオキシ安息香酸の移動相溶液(1→1000)
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医薬品各条の部 注射用イミペネム・シラスタチンナトリウ
ムの条製剤均一性の項を次のように改める.
第十八改正日本薬局方第一追補
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500 μLをそれぞれ清浄な試験管にとり,それらにpH 7.5の
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ヘペス緩衝液2.0 mL及びV8プロテアーゼ酵素試液400 μLを
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加え,25℃で6時間反応した後,硫酸アンモニウム緩衝液
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2.9 mLを加えて反応を停止し,試料溶液及び標準溶液とす
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る.試料溶液及び標準溶液50 μLにつき,次の条件で液体ク
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ロマトグラフィー 〈2.01〉により試験を行い,両者のクロマ
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トグラムを比較するとき,同一の保持時間のところに同様の
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ピークを認める.
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検出器:紫外吸光光度計(測定波長:214 nm)
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カラム:内径4.6 mm,長さ10 cmのステンレス管に3
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μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル
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注射用イミペネム・シラスタチンナトリ
ウム
製剤均一性 〈6.02〉
次の方法により含量均一性試験を行うと
き,適合する(T:別に規定する).
本品1個をとり,その内容物の全量を生理食塩液に溶かし,
化シリカゲルを充塡する.
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カラム温度:40℃付近の一定温度
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移動相:A液-水/硫酸アンモニウム緩衝液/アセトニ
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トリル混液(7:2:1)
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B液-水/アセトニトリル/硫酸アンモニウム緩衝
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液混液(2:2:1)
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試料注入後60分間にA液/B液混液(9:1)からA液/B液
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混液(3:7)となるように直線的勾配で移動相B液の割
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合を増加させながら送液し,次の5分間でB液100%と
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なるように直線的勾配でB液の割合を増加させ,更に
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試験条件
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その後5分間はB液を送液する.
流量:毎分1.0 mL
システム適合性
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システムの性能:標準溶液50 μLにつき,上記の条件で
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操作するとき,溶媒ピーク直後に溶出するピークの後
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に溶出する,これより大きな最初の二つのピークのシ
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ンメトリー係数はそれぞれ1.5以下であり,その分離
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度は3.4以上である.
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正確に100 mLとする.「イミペネム水和物」約25 mg(力価)
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に対応する容量V mLを正確に量り,pH 7.0の0.1 mol/L 3-
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0.01 mol/L塩酸試液に溶かし,正確に5 mLとし,試料溶液
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(N-モルホリノ)プロパンスルホン酸緩衝液を加えて正確に
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とする.別にインスリンヒト標準品を表示単位に従い1 mL
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50 mLとし,試料溶液とする.以下定量法を準用する.
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中にヒトインスリン約40インスリン単位を含む液となるよ
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うに0.01 mol/L塩酸試液に正確に溶かし,標準溶液とする.
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試料溶液及び標準溶液20 μLずつを正確にとり,次の条件で
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液体クロマトグラフィー 〈2.01〉 により試験を行う.試料溶
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液のヒトインスリンのピーク面積 ATI及びヒトインスリンの
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ピークに対する相対保持時間約1.3のデスアミド体のピーク
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イミペネム(C12H17N3O4S)の量[mg(力価)]
=MSI × ATI/A SI × 100/V
シラスタチン(C16H26N2O5S)の量(mg)
定量法
本操作は速やかに行う.本品約7.5 mgを精密に量り,
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=MSC × ATC/A SC × 100/V × 0.955
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MSI:イミペネム標準品の秤取量[mg(力価)]
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面積ATD,並びに標準溶液のヒトインスリンのピーク面積ASI
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MSC:脱水及び脱エタノール物に換算した定量用シラスタ
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及びデスアミド体のピーク面積ASDを測定する.
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ヒトインスリン(C257H383N65O77S6)の量(インスリン単位/mg)
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チンアンモニウムの秤取量(mg)
医薬品各条の部 インスリン ヒト(遺伝子組換え)の条確認
試験の項及び定量法の項を次のように改める.
インスリン
確認試験
ヒト(遺伝子組換え)
本品適量を1 mL中に2.0 mgを含む液となるように
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0.01 mol/L塩酸試液に溶かし,試料原液とする.別にインス
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リンヒト標準品を1 mL中に2.0 mgを含む液となるように
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0.01 mol/L塩酸試液に溶かし,標準原液とする.これらの液
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=MS/MT × (ATI + ATD)/(ASI + ASD) × 5
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MT:乾燥物に換算した本品の秤取量(mg)
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MS:標準溶液1 mL中のヒトインスリンの量(インスリン
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単位)
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試験条件
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検出器:紫外吸光光度計(測定波長:214 nm)
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カラム:内径4.6 mm,長さ15 cmのステンレス管に5
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μmの液体クロマトグラフィー用オクタデシルシリル
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化シリカゲルを充塡する.
カラム温度:40℃付近の一定温度
日本薬局方の医薬品の適否は,その医薬品各条の規定,通則,生薬総則,製剤総則及び一般試験法の規定によって判定する. (通則5参照 )