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・資料No1-1~1-5_第十八改正日本薬局方第一追補(案) (84 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000174942_00007.html
出典情報 薬事・食品衛生審議会 日本薬局方部会(令和4年度第1回 7/26)《厚生労働省》
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白色ワセリン 49 .

第十八改正日本薬局方第一追補

1
2

l-メントール
貯法

3
4

容器 気密容器.

医薬品各条の部 モノステアリン酸グリセリンの条確認試験
の項(1)の目を削り,(2)の目を確認試験とする.

5

医薬品各条の部 黄色ワセリンの条を次のように改める.

46

間激しく振り混ぜた後,放冷する.液相10 mLをとり,フェ

47

ノールフタレイン試液0.1 mLを加えるとき,液は無色であ

48

る.淡赤色又は赤色を呈するまで0.01 mol/L水酸化ナトリウ

49

ム液を加えるとき,その量は0.5 mL以下である

50

(3)

51

スペクトル用ジメチルスルホキシド10 mLずつで2回振り混

52

ぜた吸収スペクトル用ヘキサン50 mLに溶かす.この液を潤

53

滑仕上げされていないすりガラスパーツ(留め具,栓)が付い

54

た分液漏斗に移す.この分液漏斗に吸収スペクトル用ジメチ

55

ルスルホキシド20 mLを加え,1分間激しく振り混ぜた後,

56

透明な二層が形成されるまで放置する.下層を別の分液漏斗

57

に移し,更に吸収スペクトル用ジメチルスルホキシド20 mL

多環芳香族炭化水素

本品1.0 gを,あらかじめ吸収

6

黄色ワセリン

58

を加えて抽出を繰り返す.各抽出操作で得られた下層を合わ

7

Yellow Petrolatum

59

せ,吸収スペクトル用ヘキサン20 mLと1分間激しく振り混

60

ぜる.透明な二層が形成されるまで放置した後,下層を分離

61

し,吸収スペクトル用ジメチルスルホキシドを加えて正確に

62

50 mLとし,試料溶液とする.この液につき,層長1 cmで

8

本医薬品各条は,三薬局方での調和合意に基づき規定した医薬品

9

各条である.

10

なお,三薬局方で調和されていない部分のうち、調和合意におい

63

波長265 ~ 420 nmの吸光度を測定する.対照液には,吸収

11

て,調和の対象とされた項中非調和となっている項の該当箇所は「



64

スペクトル用ヘキサン25 mL及び吸収スペクトル用ジメチル

12

◆」で,調和の対象とされた項以外に日本薬局方が独自に規定するこ

65

スルホキシド10 mLを1分間激しく振り混ぜた後,透明な二

13

ととした項は「◇

66

層が形成されるまで放置して得られた下層を用いる.別にナ

67

フタレン約6 mgを精密に量り,吸収スペクトル用ジメチル

68

スルホキシドに溶かし,正確に100 mLとする.この液10

69

mLを正確に量り,吸収スペクトル用ジメチルスルホキシド

70

を加え,正確に100 mLとし,標準溶液とする.紫外可視吸

71

光度測定法 〈2.24〉により標準溶液につき,層長1 cmで波長

72

278 nmにおける吸光度を測定し,試料溶液につき波長265

73

~ 420 nmにおける吸収スペクトルを測定するとき,試料溶

74

液の最大吸光度は,標準溶液の波長278 nmにおける吸光度

75

の1/4を超えない.

14

◇」で囲むことにより示す.

三薬局方の調和合意に関する情報については,独立行政法人医薬

15

品医療機器総合機構のウェブサイトに掲載している.

16

本品は,石油から得られる炭化水素類の半固形混合物を精

17

製したものである.

18

本品には抗酸化剤としてジブチルヒドロキシトルエン又は

19

適切な型のトコフェロールを加えることができる.抗酸化剤

20

を加えた場合は,その名称と配合量を表示する.

21



性状

22

はない.

23

本品はエタノール(95)に溶けにくく,水にほとんど溶けな

24

い.

25

76

強熱残分〈2.44〉

77



0.05%以下(2 g).

貯法 容器 気密容器.◆

本品は加温するとき,黄色の澄明な液となり,この液は僅

26
27

本品は黄色の全質均等の軟膏様物質で,におい及び味

かに蛍光を発する.◆
確認試験

本品約2 mgを窓板上にとり,別の窓板で挟んで試

78

医薬品各条の部 白色ワセリンの条を次のように改める.

28

料を広げたものにつき,赤外吸収スペクトル測定法 〈2.25〉

29

の液膜法により試験を行い,本品のスペクトルと本品の参照

79

白色ワセリン

スペクトルを比較するとき,両者のスペクトルは同一波数の

80

White Petrolatum

30
31

ところに同様の強度の吸収を認める.

32



融点〈2.60〉 38 ~ 60℃(第3法).◇

33

純度試験

81

本医薬品各条は,三薬局方での調和合意に基づき規定した医薬品

82

各条である.

本品約10 gを水浴上で融解させ,その5 mLを15

83

なお,三薬局方で調和されていない部分のうち、調和合意におい

35

×150 mmの透明なガラス試験管に移し,融解状態を保つと

84

て,調和の対象とされた項中非調和となっている項の該当箇所は「◆

36

き,液の色は次の比較液(1)より濃くなく,比較液(2)と同じ

85



37

か又はこれより濃い.比色に際しては白色の背景を用い,反

86

ととした項は「◇

射光で側方から比色する.

87

34

38

(1) 色

39

比較液(1):塩化鉄(Ⅲ)の色の比較原液3.8 mLに塩化コバ

88

40

ルト(Ⅱ)の色の比較原液1.2 mLをそれぞれ正確に量り,

89

41

15×150 mmの透明なガラス試験管で混和する.

90

42

比較液(2):塩化鉄(Ⅲ)の色の比較原液0.5 mL及び薄めた

43

希塩酸(1→10) 4.5 mLをそれぞれ正確に量り,15×150

44

mmの透明なガラス試験管で混和する.

45

(2) 酸又はアルカリ

本品10 gに熱湯20 mLを加え,1分

」で,調和の対象とされた項以外に日本薬局方が独自に規定するこ


」で囲むことにより示す.

三薬局方の調和合意に関する情報については,独立行政法人医薬
品医療機器総合機構のウェブサイトに掲載している.

本品は,石油から得られる炭化水素類の半固形混合物を精
製し,完全に,又は大部分を脱色したものである.

91

本品には抗酸化剤としてジブチルヒドロキシトルエン又は

92

適切な型のトコフェロールを加えることができる.抗酸化剤

93
94

を加えた場合は,その名称と配合量を表示する.


性状

本品は白色~微黄色の全質均等の軟膏様物質で,にお

日本薬局方の医薬品の適否は,その医薬品各条の規定,通則,生薬総則,製剤総則及び一般試験法の規定によって判定する. (通則5参照 )