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パブリックコメント「令和6年度厚生労働科学研究」 別添(令和6年度厚生労働科学研究の概要) (19 ページ)
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出典情報 | 「令和6年度厚生労働科学研究」に対する御意見募集について(8/4)《厚生労働省》 |
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感染症の流行をはじめとして、災害発生時等の不測の事態においても事業・業務を継続
するための事業継続計画(BCP)の策定に向けた支援が緊急的に必要となったため、助産
所の BCP 策定にかかる実態調査を実施し、各施設における BCP 策定を支援するために、
「助産所における業務継続計画策定のためのガイドライン」を作成した。
【成果の活用】作成したガイドラインや BCP のひな型等については、日本助産師会 HP
に掲載することなどにより、助産所等に広く周知した。これにより災害発生時等の不測
の事態における助産所による妊産婦や乳幼児等への必要な支援の提供体制の確保につ
ながった。
【課題名】「感染症の国際的流行等を踏まえた外国人患者の受入れ環境整備に向けた研
究」(令和3年度)
【概要】新型コロナウイルス感染症の流行により、全国の医療機関における外国人患者
の受け入れ体制の整備が急務となったため、医療機関の通訳体制整備等の状況を調査・
分析を実施し、対応策をとりまとめ、「外国人患者の受入れのための医療機関向けマニ
ュアル」を改訂した。また、在住外国人とのコミュニケーションツールとして注目され
ている「やさしい日本語」が医療現場で十分に認知されていないことから、医療現場に
おける効果を検証し、マニュアル改訂版に「第 17 章「やさしい日本語」での対応」を追
加するとともに、医療機関のための「やさしい日本語」研修ガイドを策定する等、特筆
すべき成果が得られた。
【成果の活用】作成したマニュアルについては、厚生労働省 HP に掲載し、周知した。
これにより、医療機関における外国人患者の受入れ促進や、外国人が安心して医療機関
を受診することにつながるとともに、医療現場でのミスコミュニケーションによるトラ
ブルや医療事故の防止にも一定程度寄与したものと考えられる。
【課題名】
「医薬品の製造販売業者による品質管理の体制構築に向けた調査研究」
(令和
3年度)
【概要】後発医薬品の製造業者による医薬品医療機器等法違反事案が発覚したことを踏
まえ、類似事例の再発を防止するため、製造販売業者における品質管理の基準(GQP)の
運用や製造販売業者と製造業者の委受託関係等の実態調査等を緊急的に実施し、GQP の
運用改善策等についてとりまとめた。
【成果の活用】研究成果を踏まえ、都道府県宛に「医薬品の品質問題事案を踏まえた製
造販売業者及び製造業者による品質管理に係る運用について」
(令和4年4月 28 日、薬
生監麻発 0428 第2号)を発出し、関係業者等への周知及び指導を徹底した。これによ
り、医薬品製造における製造管理、品質管理が徹底され、高品質な医薬品の安定的な供
給体制の構築に貢献した。
2 令和6年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
(各研究課題は研究期間1年間で終了するため、該当しない。)
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
毎年度、省内部局に対して、本研究事業の目的に合致した研究課題の募集を複数回実
施しているため、新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要は、現時点では
未定である。
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するための事業継続計画(BCP)の策定に向けた支援が緊急的に必要となったため、助産
所の BCP 策定にかかる実態調査を実施し、各施設における BCP 策定を支援するために、
「助産所における業務継続計画策定のためのガイドライン」を作成した。
【成果の活用】作成したガイドラインや BCP のひな型等については、日本助産師会 HP
に掲載することなどにより、助産所等に広く周知した。これにより災害発生時等の不測
の事態における助産所による妊産婦や乳幼児等への必要な支援の提供体制の確保につ
ながった。
【課題名】「感染症の国際的流行等を踏まえた外国人患者の受入れ環境整備に向けた研
究」(令和3年度)
【概要】新型コロナウイルス感染症の流行により、全国の医療機関における外国人患者
の受け入れ体制の整備が急務となったため、医療機関の通訳体制整備等の状況を調査・
分析を実施し、対応策をとりまとめ、「外国人患者の受入れのための医療機関向けマニ
ュアル」を改訂した。また、在住外国人とのコミュニケーションツールとして注目され
ている「やさしい日本語」が医療現場で十分に認知されていないことから、医療現場に
おける効果を検証し、マニュアル改訂版に「第 17 章「やさしい日本語」での対応」を追
加するとともに、医療機関のための「やさしい日本語」研修ガイドを策定する等、特筆
すべき成果が得られた。
【成果の活用】作成したマニュアルについては、厚生労働省 HP に掲載し、周知した。
これにより、医療機関における外国人患者の受入れ促進や、外国人が安心して医療機関
を受診することにつながるとともに、医療現場でのミスコミュニケーションによるトラ
ブルや医療事故の防止にも一定程度寄与したものと考えられる。
【課題名】
「医薬品の製造販売業者による品質管理の体制構築に向けた調査研究」
(令和
3年度)
【概要】後発医薬品の製造業者による医薬品医療機器等法違反事案が発覚したことを踏
まえ、類似事例の再発を防止するため、製造販売業者における品質管理の基準(GQP)の
運用や製造販売業者と製造業者の委受託関係等の実態調査等を緊急的に実施し、GQP の
運用改善策等についてとりまとめた。
【成果の活用】研究成果を踏まえ、都道府県宛に「医薬品の品質問題事案を踏まえた製
造販売業者及び製造業者による品質管理に係る運用について」
(令和4年4月 28 日、薬
生監麻発 0428 第2号)を発出し、関係業者等への周知及び指導を徹底した。これによ
り、医薬品製造における製造管理、品質管理が徹底され、高品質な医薬品の安定的な供
給体制の構築に貢献した。
2 令和6年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
(各研究課題は研究期間1年間で終了するため、該当しない。)
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
毎年度、省内部局に対して、本研究事業の目的に合致した研究課題の募集を複数回実
施しているため、新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要は、現時点では
未定である。
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