する。併せて、医療機関や患者自身を対象に実態調査を行い、窓口負担有無の受診動向
や健康度、抗菌薬等の薬剤処方等への影響に関して分析する。
【成果の活用】適正な受診や抗菌薬の使用など、こどもにとってより良い医療を実現す
るための施策の検討に活用するほか、今後の医療保険制度に関する制度改正に資する議
論の基礎資料として医療保険部会等においても活用する。
【課題名】生活保護受給者における効果的な健康支援方法の立案に向けた実証研究
【概要】生活保護受給者の自立の助長に向けて、重症化予防の観点から優先的に健康支
援が必要な者の選定に活用するアルゴリズムの開発を行う。また、健康支援が十分でな
い集団の健康状態や受療行動等を分析し、効果的な支援方法を検討する。
【成果の活用】
「被保護者健康管理支援事業の手引き」の改定作業に活用するとともに、
今後の制度改正を見据えた被保護者健康管理支援事業の在り方の検討に係る基礎資料
として活用する。
【課題名】医薬品・医療機器等の費用対効果評価制度における公的分析の体制と分析ガ
イドラインの改定のための研究
【概要】我が国の費用対効果評価における分析ガイドライン改定に資する学術的事項及
び評価を実施するにあたっての基盤に係る課題の解決を目的とする。
【成果の活用】本研究成果は診療報酬改定にあわせて実施しているガイドライン改定に
活用する。また、費用対効果評価制度の見直しが議論される中央社会保険医療協議会に
おいて、費用対効果評価が持続可能な安定した制度設計となるよう議論する際の基礎資
料として用いる。

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