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パブリックコメント「令和6年度厚生労働科学研究」 別添(令和6年度厚生労働科学研究の概要) (85 ページ)
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出典情報 | 「令和6年度厚生労働科学研究」に対する御意見募集について(8/4)《厚生労働省》 |
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管理に関する研究(令和2~4年度)
【概要】と畜場や食鳥処理場における微生物の検出状況や衛生管理実態に関するデー
タを収集・解析することで、HACCPに基づいた衛生管理計画の検証に用いる管理のポ
イントや微生物の検出レベルを検討し、事業者が使用可能な衛生管理の内部検証手
法を策定した。
【成果の活用】と畜・食鳥処理場における HACCP 検証手法に関する通知の改正に活用さ
れることが期待される。
【課題名】食品中の動物用医薬品等の新たな評価管理手法の導入のための研究(令和3
~5年度)
【概要】畜産物中の動物用医薬品等の短期暴露評価について、海外における取組の情報
を収集し、ケーススタディを実施しつつ、国内における畜産物を対象とした短期暴露
評価の導入に資する必要なデータセットや評価手法についての考え方を検討した。
【成果の活用】整備したデータセットは、畜産物を対象とした短期暴露評価へ導入され
る予定である。
2 令和6年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】と畜場・食鳥処理場・食肉処理場における HACCP 衛生管理の実効性向上に関
する研究
【概要】と畜場及び大規模食鳥処理場に HACCP に基づく衛生管理が導入され(令和3年
6月に本格施行)、自治体による外部検証が行われている。現行の検証方法での実施
が定着する時期を迎えることから、現状の課題や現場でのニーズも踏まえ、検証方法
の改善を早急に検討する必要がある。
【成果の活用】自治体による HACCP 外部検証手順を示した通知の改正や周知を行うこと
により、より効果的・効率的な外部検証の実施につながる。
【課題名】動物性食品輸出時の諸外国における規制への対策のための研究
【概要】我が国から食品を輸出する際には輸出相手国の衛生要件を遵守する必要がある
が、欧米においては日本で通常検査が行われていない項目や、より高い精度の検査が
求められており、検査法やモニタリング検査、検査員の教育体制の整備が課題となっ
ている。そのため諸外国における検査法や教育プログラムの調査を実施し、国内で実
行可能な検査法の検討、妥当性確認及び教育プログラムの創出等を早急に行う必要が
ある。
【成果の活用】輸出相手国から求められる基準の遵守状況の確認やモニタリング検査の
実施が容易になり、日本産食品の輸出が円滑に進むことが期待される。また、国内向
けの通常の検査手法とは異なる相手国の求める検査技術の取得ができる教育プログ
ラムの創出に寄与する。
【課題名】
「昆虫食」における大規模生産等産業化に伴う安全性確保のための研究(※令
和6年度消費者庁へ移管予定)
【概要】近年、世界人口の増加に伴う食糧供給の課題や家畜による環境負荷の問題から、
昆虫食が注目されており、今後、産業化が進展し大規模生産されることが想定される。
そのため、開発が進んでいる昆虫中心に、食品衛生上のリスク管理に資する調査・検
証を早急に実施する必要がある。
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【概要】と畜場や食鳥処理場における微生物の検出状況や衛生管理実態に関するデー
タを収集・解析することで、HACCPに基づいた衛生管理計画の検証に用いる管理のポ
イントや微生物の検出レベルを検討し、事業者が使用可能な衛生管理の内部検証手
法を策定した。
【成果の活用】と畜・食鳥処理場における HACCP 検証手法に関する通知の改正に活用さ
れることが期待される。
【課題名】食品中の動物用医薬品等の新たな評価管理手法の導入のための研究(令和3
~5年度)
【概要】畜産物中の動物用医薬品等の短期暴露評価について、海外における取組の情報
を収集し、ケーススタディを実施しつつ、国内における畜産物を対象とした短期暴露
評価の導入に資する必要なデータセットや評価手法についての考え方を検討した。
【成果の活用】整備したデータセットは、畜産物を対象とした短期暴露評価へ導入され
る予定である。
2 令和6年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】と畜場・食鳥処理場・食肉処理場における HACCP 衛生管理の実効性向上に関
する研究
【概要】と畜場及び大規模食鳥処理場に HACCP に基づく衛生管理が導入され(令和3年
6月に本格施行)、自治体による外部検証が行われている。現行の検証方法での実施
が定着する時期を迎えることから、現状の課題や現場でのニーズも踏まえ、検証方法
の改善を早急に検討する必要がある。
【成果の活用】自治体による HACCP 外部検証手順を示した通知の改正や周知を行うこと
により、より効果的・効率的な外部検証の実施につながる。
【課題名】動物性食品輸出時の諸外国における規制への対策のための研究
【概要】我が国から食品を輸出する際には輸出相手国の衛生要件を遵守する必要がある
が、欧米においては日本で通常検査が行われていない項目や、より高い精度の検査が
求められており、検査法やモニタリング検査、検査員の教育体制の整備が課題となっ
ている。そのため諸外国における検査法や教育プログラムの調査を実施し、国内で実
行可能な検査法の検討、妥当性確認及び教育プログラムの創出等を早急に行う必要が
ある。
【成果の活用】輸出相手国から求められる基準の遵守状況の確認やモニタリング検査の
実施が容易になり、日本産食品の輸出が円滑に進むことが期待される。また、国内向
けの通常の検査手法とは異なる相手国の求める検査技術の取得ができる教育プログ
ラムの創出に寄与する。
【課題名】
「昆虫食」における大規模生産等産業化に伴う安全性確保のための研究(※令
和6年度消費者庁へ移管予定)
【概要】近年、世界人口の増加に伴う食糧供給の課題や家畜による環境負荷の問題から、
昆虫食が注目されており、今後、産業化が進展し大規模生産されることが想定される。
そのため、開発が進んでいる昆虫中心に、食品衛生上のリスク管理に資する調査・検
証を早急に実施する必要がある。
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