センターにおける運用・実装を行い、全国の痛みセンターでの診療を均てん化する。
【成果の活用】痛みの慢性化の機序に着目して慢性疼痛予防マニュアルを作成し、就労
支援マニュアルと併せて活用し、慢性疼痛患者数の抑制と発症者の社会復帰につなげ
る。
（２）新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】諸外国の状況を踏まえた慢性の痛みへの支援に関する研究
【概要】諸外国の慢性の痛みに関する支援状況を調査する。既存の慢性疼痛患者就労支
援マニュアルや多職種連携診療プログラム、慢性疼痛予防マニュアルを組み合わせ予
防・治療・就労支援までを切れ目無く行う手法を確立する。
【成果の活用】慢性疼痛により就労が困難となっている社会環境の改善、就労を中心と
した慢性疼痛患者の社会復帰の支援、さらに痛みの慢性化の機序に着目し予防による社
会的損失の軽減に寄与する。また、慢性疼痛患者の就労離脱に伴う社会的損失に対する、
痛みセンターを中心とした集学的治療と就労支援の有効性についてのエビデンスとな
る。

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