よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


パブリックコメント「令和6年度厚生労働科学研究」 別添(令和6年度厚生労働科学研究の概要) (99 ページ)

公開元URL
出典情報 「令和6年度厚生労働科学研究」に対する御意見募集について(8/4)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

術を開発することを目的とする。
【成果の活用】体細胞突然変異を高精度かつ効率的に検出する技術、DNA メチル化の変
化やクロマチンの構造変化等を検出する技術を開発するとともに、検出された影響に
ついて、情報科学や実験手法を適切に組み合わせ、汎用性の高いヒト健康影響リスク
評価系の確立を目指す。
【課題名】化学物質の生殖毒性を評価する新規手法の開発のための研究(仮称)
【概要】化学物質の生殖発生に対する影響の評価方法は、化学物質の安全性評価におい
て重要であるが、生殖発生毒性試験法として標準的に整備されている TG では莫大な
リソースを必要とするにもかかわらず、ヒトに対する毒性影響が必ずしも十分に検証
されていない現状がある。一方、NAM を用いた生殖発生毒性の評価法の開発は国際的
にも喫緊の課題として取り組まれているが、行政判断に活用する状況には至っていな
い。これらを踏まえ、化学物質の生殖毒性を評価する新規手法の開発を行う。
【成果の活用】得られた成果は、化審法における化学物質におけるリスク評価(優先化
学物質の選定や、第二種特定化学物質判定の為の有害性評価値の設定等)への活用が
想定される。また、国内のみならず、OECD TG 等の国際的な評価手法として提案し、
公定化されることが想定される。

98