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パブリックコメント「令和6年度厚生労働科学研究」 別添(令和6年度厚生労働科学研究の概要) (75 ページ)
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出典情報 | 「令和6年度厚生労働科学研究」に対する御意見募集について(8/4)《厚生労働省》 |
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研究事業名
地域医療基盤開発推進研究事業
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
少子高齢化等時代が変化する中、豊かで安心できる国民生活を実現するための医療政
策を推進するために、地域の実情に応じた医療提供体制の構築、医療人材の育成・確
保、医療安全の推進、医療の質の確保等の課題の解決が求められている。
具体的には、医療計画に平成 26 年より「地域医療構想」、平成 30 年より「医師確保
計画」及び「外来医療計画」が位置づけられ、医療提供体制の構築に向けてより広範な
領域に関する研究が必要となった。また、今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大
により、様々な医療提供体制の課題が浮き彫りとなったことから、令和3年5月の医療
法改正により、令和6年から開始する第8次医療計画における記載事項として、「新興
感染症等の感染拡大時における医療提供体制の確保に関する事項」が新たに加わった。
令和6年以降、医師の時間外労働規制の開始、診療・介護・障害福祉サービス報酬の
トリプル改定、第8次医療計画の開始など、医療提供体制の大きな変化に対応するため
の研究が必要である。また、医療関係職種のタスク・シフト/シェアや、医療・介護分野
の生産性の向上が求められている中で、業務のさらなる整理・効率化は喫緊の課題であ
る。さらに、将来に向けて質の高い医療提供体制の構築に資する研究を推進することが
求められている。
【事業目標】
少子高齢化の進展や医療ニーズの多様化・高度化により、医療を取り巻く環境が大き
く変化する中、豊かで安心できる国民生活を実現するために、効率的な医療提供体制の
構築、医療の質と安全の向上を目指し、新たな医療技術や情報通信技術等を活用するこ
とで、地域医療構想の策定や地域包括ケアシステムの構築を推進するための地域医療の
基盤を確立する。
【研究のスコープ】
① 地域の実情に応じた医療提供体制の構築
② 医療人材の養成
③ 医療安全の推進
④ 医療の質の確保
【期待されるアウトプット】
① 地域の実情に応じた医療提供体制の構築
・地域医療構想や令和6年度から開始される第8次医療計画を着実に進めるために必要
な、地域医療の実態把握、効率的で質の高い医療提供体制の特徴の定量化、在宅医療の
体制構築に係る医療機能モデルの提示、多職種連携や医療介護連携を踏まえた医療提供
体制に関する政策提言、小児科・産科を含む医師偏在指標に関する政策提言等が期待さ
れる。
・令和6年度から開始される第8次医療計画に追加された、新興感染症等の感染拡大時
における医療提供体制の確保に関する事項について、中間見直しに向けたエビデンスに
基づいた検討事項の提示等が期待される。
・医療機関におけるオンライン診療の実施状況やオンライン診療を実施する上での課題
等が整理される。
・死因究明に関わる新しい体制案や、データベース等をはじめとした情報の活用方法の
提言が期待される。
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地域医療基盤開発推進研究事業
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
少子高齢化等時代が変化する中、豊かで安心できる国民生活を実現するための医療政
策を推進するために、地域の実情に応じた医療提供体制の構築、医療人材の育成・確
保、医療安全の推進、医療の質の確保等の課題の解決が求められている。
具体的には、医療計画に平成 26 年より「地域医療構想」、平成 30 年より「医師確保
計画」及び「外来医療計画」が位置づけられ、医療提供体制の構築に向けてより広範な
領域に関する研究が必要となった。また、今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大
により、様々な医療提供体制の課題が浮き彫りとなったことから、令和3年5月の医療
法改正により、令和6年から開始する第8次医療計画における記載事項として、「新興
感染症等の感染拡大時における医療提供体制の確保に関する事項」が新たに加わった。
令和6年以降、医師の時間外労働規制の開始、診療・介護・障害福祉サービス報酬の
トリプル改定、第8次医療計画の開始など、医療提供体制の大きな変化に対応するため
の研究が必要である。また、医療関係職種のタスク・シフト/シェアや、医療・介護分野
の生産性の向上が求められている中で、業務のさらなる整理・効率化は喫緊の課題であ
る。さらに、将来に向けて質の高い医療提供体制の構築に資する研究を推進することが
求められている。
【事業目標】
少子高齢化の進展や医療ニーズの多様化・高度化により、医療を取り巻く環境が大き
く変化する中、豊かで安心できる国民生活を実現するために、効率的な医療提供体制の
構築、医療の質と安全の向上を目指し、新たな医療技術や情報通信技術等を活用するこ
とで、地域医療構想の策定や地域包括ケアシステムの構築を推進するための地域医療の
基盤を確立する。
【研究のスコープ】
① 地域の実情に応じた医療提供体制の構築
② 医療人材の養成
③ 医療安全の推進
④ 医療の質の確保
【期待されるアウトプット】
① 地域の実情に応じた医療提供体制の構築
・地域医療構想や令和6年度から開始される第8次医療計画を着実に進めるために必要
な、地域医療の実態把握、効率的で質の高い医療提供体制の特徴の定量化、在宅医療の
体制構築に係る医療機能モデルの提示、多職種連携や医療介護連携を踏まえた医療提供
体制に関する政策提言、小児科・産科を含む医師偏在指標に関する政策提言等が期待さ
れる。
・令和6年度から開始される第8次医療計画に追加された、新興感染症等の感染拡大時
における医療提供体制の確保に関する事項について、中間見直しに向けたエビデンスに
基づいた検討事項の提示等が期待される。
・医療機関におけるオンライン診療の実施状況やオンライン診療を実施する上での課題
等が整理される。
・死因究明に関わる新しい体制案や、データベース等をはじめとした情報の活用方法の
提言が期待される。
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