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パブリックコメント「令和6年度厚生労働科学研究」 別添(令和6年度厚生労働科学研究の概要) (9 ページ)

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出典情報 「令和6年度厚生労働科学研究」に対する御意見募集について(8/4)《厚生労働省》
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の研究」
【期待されるアウトカム】
①~③の成果により
1)安全かつ円滑に ICT・AI 開発を行う環境の提供
2)医療現場における負担軽減および質の高い医療の提供
3)保健医療分野における均てん化された質の高い教育の提供
4)患者・国民の QOL の向上に資する、ICT・AI を活用した保健医療サービスの提供
などが実現され、ICT・AI 技術を活用した、科学的根拠に基づく効果的な行政政策の
実施が期待される。これは、データヘルス改革で目指す未来である「AI を用いた保健医
療サービスの高度化・現場の負担軽減」の達成に資するものである。
(2)これまでの研究成果の概要、及び政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】ユースケース・ベースの PHR サービスによる Open FHIR と電子カルテの連携
を目指すクラウド型医療連携プラットフォーム構築研究(令和2~4年度)
【概要】HL7FHIR を用いたクラウド型医療連携プラットフォームを介して PHR 基盤と電
子カルテを連携させ、データ相互運用性、ユーザビリティ、各ユースケースに対応した
機能(マイナポータル連携、薬剤管理、退院時サマリ、ダイナミックコンセント等)等
の実証を実施した。
【成果の活用】日本の医療機関における電子カルテデータと PHR ビューワー等の Web サ
ービスとの双方向連携を可能とする統合ソリューションの構築に寄与した。
【課題名】関連学会の取組と連携した PRO ガイドラインの作成(令和2~4年度)
【概要】臨床試験及び臨床現場で利用するための「患者報告アウトカム(Patientreported outcomes: PRO)使用ガイドライン」を作成し、出版・公表を行った。
【成果の活用】日本における臨床試験や実臨床において PRO の ICT 化および社会実装を
推進した。
【課題名】ICT を基盤とした卒前卒後のシームレスな医師の臨床教育評価システム構築
のための研究(令和3~5年度)
【概要】卒前卒後のシームレスな臨床教育評価システムである EPOC2が、卒後としては
2020 年度から運用を開始されており、そのデータを用いて、研修医が2年間の中で学修
をしていくプロセスを解析している。
【成果の活用】継続的な評価システムの検証と改善のための整備基盤を確立し、我が国
の医学教育の充実、専門職の質の向上に資する。
2 令和6年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
該当なし。
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】保健医療分野における ICT・AI 開発・社会実装に求められる環境整備のため
の研究
【概要】AI 戦略 2022 やデータヘルス改革、保健医療分野 AI 開発加速コンソーシアムに
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