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パブリックコメント「令和6年度厚生労働科学研究」 別添(令和6年度厚生労働科学研究の概要) (65 ページ)
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出典情報 | 「令和6年度厚生労働科学研究」に対する御意見募集について(8/4)《厚生労働省》 |
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する必要がある。
【成果の活用】公衆衛生上の重要性が高まった感染症や病原体を優先対象とし、国立感
染症研究所(感染研)と全国の地方衛生研究所とが連携し、迅速に新規の検査法を確
立し、全国で統一した病原体検査が実施可能な体制の整備、強化を行う。感染研ホー
ムページ上で病原体検出マニュアルの追加・更新を行う。サル痘(エムポックス)に
ついては、令和4年6月に同マニュアルに追加し、国内で発生した第1症例において、
マニュアルに準じて検出を行うとともに、同年8月にも更新を行った。引き続き、新
たな感染症が発生した際などに、当該研究班の仕組みを活かして国内検査体制を維持
していく。
【課題名】予防接種施策の推進及びワクチンの評価に資する研究(令和5~7年度)
【概要】新型コロナワクチンについては、令和5年度以降の接種方針に関する議論も踏
まえて、ワクチンの有効性・安全性に関する国内の知見を継続的に、かつ規模を拡大
して収集する必要がある。また、その他の定期の予防接種等(百日せきワクチン、イ
ンフルエンザワクチン、子宮頸がんワクチン等)については、審議会における議論に
対応するために、流行株予測やサーベイランスの強化、適切な接種の促進に資する評
価・分析等を追加的に行う必要がある。
【成果の活用】ワクチンの有効性及び安全性に関する知見は、科学的根拠に基づく接種
プログラムの設計に資するとともに、適正なワクチン接種の実施や接種後の副反応を
疑う症状の実態把握や効果的な対応方法の検討等に貢献することで、我が国における
予防接種の推進を実現することが期待される。
【課題名】医療デジタルトランスフォーメーション時代の重層的な感染症サーベイラン
ス体制の整備に向けた研究(令和5~7年度)
【概要】複数の指標を用いた重層的な感染症サーベイランスシステムの整備と活用を推
進するために、電子カルテに記載されている情報を発生届に適切に交換できる規格を
開発している。次の感染症危機に備えて、早急に開発を進める必要がある。
【成果の活用】自治体や保健所でのサーベイランスや積極的疫学調査の迅速なデータ解
析が可能となり、それぞれで科学的知見に基づいたリスクアセスメントが可能とな
る。また自治体で届出情報と医療レセプト情報を個人レベルで連結することにより、
技術的な課題、集計・統計分析上の課題などを明らかにし、将来的な国全体の大規模
データ連結・分析を円滑化できる。さらに自治体や医療機関の入力の負担を軽減でき
る。
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】感染症に関する危機管理機能の強化に資する研究
【概要】2025 年に開催予定の日本国際博覧会を控え、今後ますます人の往来や物流が活
発化していく中で、我が国の危機管理機能の強化に関する研究は喫緊の課題である。
特に、新型コロナウイルス感染症対策への対応を踏まえて、我が国の感染症危機管理
機能を強化するための研究を実施する。
【成果の活用】国及び都道府県等における行政対応マニュアル、初期対応の感染症対策
の手引き、行動計画、訓練実施要領等の策定及び改訂等に活用し、全国規模の感染症
危機管理体制の整備、機能強化を図る。
【課題名】感染症法に基づく基本指針・特定感染症予防指針の策定・改訂及び感染症対
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【成果の活用】公衆衛生上の重要性が高まった感染症や病原体を優先対象とし、国立感
染症研究所(感染研)と全国の地方衛生研究所とが連携し、迅速に新規の検査法を確
立し、全国で統一した病原体検査が実施可能な体制の整備、強化を行う。感染研ホー
ムページ上で病原体検出マニュアルの追加・更新を行う。サル痘(エムポックス)に
ついては、令和4年6月に同マニュアルに追加し、国内で発生した第1症例において、
マニュアルに準じて検出を行うとともに、同年8月にも更新を行った。引き続き、新
たな感染症が発生した際などに、当該研究班の仕組みを活かして国内検査体制を維持
していく。
【課題名】予防接種施策の推進及びワクチンの評価に資する研究(令和5~7年度)
【概要】新型コロナワクチンについては、令和5年度以降の接種方針に関する議論も踏
まえて、ワクチンの有効性・安全性に関する国内の知見を継続的に、かつ規模を拡大
して収集する必要がある。また、その他の定期の予防接種等(百日せきワクチン、イ
ンフルエンザワクチン、子宮頸がんワクチン等)については、審議会における議論に
対応するために、流行株予測やサーベイランスの強化、適切な接種の促進に資する評
価・分析等を追加的に行う必要がある。
【成果の活用】ワクチンの有効性及び安全性に関する知見は、科学的根拠に基づく接種
プログラムの設計に資するとともに、適正なワクチン接種の実施や接種後の副反応を
疑う症状の実態把握や効果的な対応方法の検討等に貢献することで、我が国における
予防接種の推進を実現することが期待される。
【課題名】医療デジタルトランスフォーメーション時代の重層的な感染症サーベイラン
ス体制の整備に向けた研究(令和5~7年度)
【概要】複数の指標を用いた重層的な感染症サーベイランスシステムの整備と活用を推
進するために、電子カルテに記載されている情報を発生届に適切に交換できる規格を
開発している。次の感染症危機に備えて、早急に開発を進める必要がある。
【成果の活用】自治体や保健所でのサーベイランスや積極的疫学調査の迅速なデータ解
析が可能となり、それぞれで科学的知見に基づいたリスクアセスメントが可能とな
る。また自治体で届出情報と医療レセプト情報を個人レベルで連結することにより、
技術的な課題、集計・統計分析上の課題などを明らかにし、将来的な国全体の大規模
データ連結・分析を円滑化できる。さらに自治体や医療機関の入力の負担を軽減でき
る。
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】感染症に関する危機管理機能の強化に資する研究
【概要】2025 年に開催予定の日本国際博覧会を控え、今後ますます人の往来や物流が活
発化していく中で、我が国の危機管理機能の強化に関する研究は喫緊の課題である。
特に、新型コロナウイルス感染症対策への対応を踏まえて、我が国の感染症危機管理
機能を強化するための研究を実施する。
【成果の活用】国及び都道府県等における行政対応マニュアル、初期対応の感染症対策
の手引き、行動計画、訓練実施要領等の策定及び改訂等に活用し、全国規模の感染症
危機管理体制の整備、機能強化を図る。
【課題名】感染症法に基づく基本指針・特定感染症予防指針の策定・改訂及び感染症対
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