よむ、つかう、まなぶ。
パブリックコメント「令和6年度厚生労働科学研究」 別添(令和6年度厚生労働科学研究の概要) (64 ページ)
出典
公開元URL | |
出典情報 | 「令和6年度厚生労働科学研究」に対する御意見募集について(8/4)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
予防接種の推進、データベースを用いたワクチンの安全性等の評価体制の構築等の効果
的かつ効率的なワクチンの評価のための基盤構築など、感染症の予防、準備、検知、対
応に係る感染症対策の総合的な対策を推進し、国民の健康を守る。
また、感染症予防基本指針、特定感染症予防指針及び予防接種に関する基本的な計画
の改正・策定による健康安全保障体制を構築するための科学的根拠を提供する。
(2)これまでの研究成果の概要、及び政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】バイオテロ対策のための備蓄されている細胞培養痘そうワクチンの備蓄等、
バイオテロ病原体への検査対応、公衆衛生との関連のあり方に関する研究(令和2~
4年度)
【概要】国産痘そうワクチンに関する実践的及び応用研究、サル痘(エムポックス)の
治療及び予防に関する臨床研究、特定一種病原体に対する検査法の確立等の広範囲か
つ総合的な研究を遂行することにより、天然痘、ウイルス性出血熱を含む一類感染症
によるバイオテロ及び国内流行に備えた統合化された対策スキームの検討を行った。
【成果の活用】天然痘、ウイルス性出血熱を含む一類感染症によるバイオテロ及び国内
流行に備えた統合化された対策スキーム及び体制の整備に活用した。また、サル痘(エ
ムポックス)については、国立国際医療研究センターを含めて、日本国内の各地方で
テコビリマットを投与する診療体制を構築した。
【課題名】新型コロナワクチン等の有効性及び安全性の評価体制の構築に向けた研究
(令和3~4年度)
【概要】新型コロナワクチンの有効性を評価するために、国内多施設における発熱外来
受診者等を対象に、症例対照研究を実施し、実社会におけるワクチンの発症予防効果
等の検討を行った。
【成果の活用】国内におけるワクチン有効性に関するエビデンスとして厚生科学審議会
予防接種・ワクチン分科会等に示されるなど、新型コロナワクチンに関する科学的知
見を提供することで、我が国における新型コロナワクチンの接種方針の議論に貢献し
た。
【課題名】薬剤耐性(AMR)アクションプランの実行に関する研究(令和2~4年度)
【概要】医療関連感染症のサーベイランス、抗菌薬使用量・適正使用のサーベイランス、
地域での AMR 対策、市民と専門家の教育啓発、経済的影響の検討を行い、日本の AMR
対策への提言を行った。
【成果の活用】薬剤耐性菌に係るサーベイランス項目および基盤の整備、抗菌薬使用状
況の解析、教育手法の確立、経済的影響の算出を実施し、次期薬剤耐性(AMR)対策ア
クションプランに必要な指標を作成するための科学的知見を厚生科学審議会感染症
部会薬剤耐性(AMR)に関する小委員会に提供し、有益な議論が行われた。
2 令和6年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】わが国の病原体検査の標準化と基盤強化、ならびに、公衆衛生上重要な感染
症の国内検査体制維持強化に資する研究(令和4~6年度)
【概要】検査の標準化が必要な公衆衛生上重要な疾病の調査を行い、病原体検出マニュ
アルを感染研ホームページ上で追加・更新を行い、病原体検査を全国規模で正確に行
うことを可能とするため、新たに全国の地衛研を対象とした新規検査法の研修を実施
63
的かつ効率的なワクチンの評価のための基盤構築など、感染症の予防、準備、検知、対
応に係る感染症対策の総合的な対策を推進し、国民の健康を守る。
また、感染症予防基本指針、特定感染症予防指針及び予防接種に関する基本的な計画
の改正・策定による健康安全保障体制を構築するための科学的根拠を提供する。
(2)これまでの研究成果の概要、及び政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】バイオテロ対策のための備蓄されている細胞培養痘そうワクチンの備蓄等、
バイオテロ病原体への検査対応、公衆衛生との関連のあり方に関する研究(令和2~
4年度)
【概要】国産痘そうワクチンに関する実践的及び応用研究、サル痘(エムポックス)の
治療及び予防に関する臨床研究、特定一種病原体に対する検査法の確立等の広範囲か
つ総合的な研究を遂行することにより、天然痘、ウイルス性出血熱を含む一類感染症
によるバイオテロ及び国内流行に備えた統合化された対策スキームの検討を行った。
【成果の活用】天然痘、ウイルス性出血熱を含む一類感染症によるバイオテロ及び国内
流行に備えた統合化された対策スキーム及び体制の整備に活用した。また、サル痘(エ
ムポックス)については、国立国際医療研究センターを含めて、日本国内の各地方で
テコビリマットを投与する診療体制を構築した。
【課題名】新型コロナワクチン等の有効性及び安全性の評価体制の構築に向けた研究
(令和3~4年度)
【概要】新型コロナワクチンの有効性を評価するために、国内多施設における発熱外来
受診者等を対象に、症例対照研究を実施し、実社会におけるワクチンの発症予防効果
等の検討を行った。
【成果の活用】国内におけるワクチン有効性に関するエビデンスとして厚生科学審議会
予防接種・ワクチン分科会等に示されるなど、新型コロナワクチンに関する科学的知
見を提供することで、我が国における新型コロナワクチンの接種方針の議論に貢献し
た。
【課題名】薬剤耐性(AMR)アクションプランの実行に関する研究(令和2~4年度)
【概要】医療関連感染症のサーベイランス、抗菌薬使用量・適正使用のサーベイランス、
地域での AMR 対策、市民と専門家の教育啓発、経済的影響の検討を行い、日本の AMR
対策への提言を行った。
【成果の活用】薬剤耐性菌に係るサーベイランス項目および基盤の整備、抗菌薬使用状
況の解析、教育手法の確立、経済的影響の算出を実施し、次期薬剤耐性(AMR)対策ア
クションプランに必要な指標を作成するための科学的知見を厚生科学審議会感染症
部会薬剤耐性(AMR)に関する小委員会に提供し、有益な議論が行われた。
2 令和6年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】わが国の病原体検査の標準化と基盤強化、ならびに、公衆衛生上重要な感染
症の国内検査体制維持強化に資する研究(令和4~6年度)
【概要】検査の標準化が必要な公衆衛生上重要な疾病の調査を行い、病原体検出マニュ
アルを感染研ホームページ上で追加・更新を行い、病原体検査を全国規模で正確に行
うことを可能とするため、新たに全国の地衛研を対象とした新規検査法の研修を実施
63