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パブリックコメント「令和6年度厚生労働科学研究」 別添(令和6年度厚生労働科学研究の概要) (2 ページ)

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出典情報 「令和6年度厚生労働科学研究」に対する御意見募集について(8/4)《厚生労働省》
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研究事業名

政策科学推進研究事業

1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
経済のグローバル化の進展、雇用環境の変化、人口減少及び高齢化による生産年齢
人口の減少、世帯や家族のあり方の変化等、社会・経済構造の大きな変化が起こる中、
社会保障にかかる費用は増大し、社会保障のあり方が問われている。社会・経済構造
の大きな変化に対応した持続可能な社会保障制度を目指して不断の見直しを行って
いくことは、未来への投資につながるものであり、わが国の経済社会にとって最重要
の課題である。また近年、エビデンスに基づいた政策立案が求められており、将来の
人口動態やその社会経済・社会保障との相互作用について、より精緻に予測するため
の手法の開発や年金制度の検証、医療資源の最適化や地域医療の制度設計に必要なモ
デル検証といった理論的・実証的研究が必要である。
【事業目標】
社会・経済構造の変化と社会保障に関する研究を推進することにより、医療・介護・
福祉・年金・雇用等の各社会保障施策の費用対効果などの客観的根拠や、効果的・効率
的な社会保障施策立案に資する成果を得ることを目標とする。
【研究のスコープ】
・社会・経済構造の変化と社会保障に関する研究
・世帯・個人の経済・生活状況と社会保障に関する研究
・社会保障分野における厚生労働行政施策の効果的な推進等に関する研究
【期待されるアウトプット】
・社会保障や社会支援の充実や効率化に資する、実態把握や費用対効果などの客観的根
拠の創出。
・医療資源の効率化、少子高齢化等に鑑みた将来の人口推計など、さまざまな施策の推
進に資する基盤データの構築。
【期待されるアウトカム】
幅広い社会保障分野において、部局横断的に人文社会学系(法学・経済学・社会学等)
を中心とする研究課題を推進し、エビデンスに基づく政策立案とともに政策の効果の検
証を行い、効果的・効率的な社会保障政策等の実施に貢献する。
(2)これまでの研究成果の概要、及び政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施推進に係る検証のための研究(令
和2~4年度)
【概要】「高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施のための進捗チェックリストガイ
ド」の作成、事業対象者リストを自動作成する「一体的実施・KDB 活用支援ツール」の
解説書の作成、前述ツールで出力した CSV データの加工ツールの作成を行った。
【成果の活用】広域連合と市町村が一体的実施について企画・検討する際の共通ガイド
となることや、事業対象者抽出に係る業務の簡素化・標準化が期待される。CSV データ
の加工ツールについては、対象者絞込・対象者概況表作成・リスク重複者確認が簡便に
行えるようになることで、業務の効率化に貢献する。
【課題名】長期的人口減少と大国際人口移動時代における将来人口・世帯推計の方法
論的発展と応用に関する研究(令和2~4年度)
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