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パブリックコメント「令和6年度厚生労働科学研究」 別添(令和6年度厚生労働科学研究の概要) (38 ページ)

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出典情報 「令和6年度厚生労働科学研究」に対する御意見募集について(8/4)《厚生労働省》
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研究事業名

免疫アレルギー疾患政策研究事業

1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
<アレルギー疾患>
国民の2人に1人が何らかのアレルギー疾患を有するという社会問題に対応するた
め、平成 27 年に「アレルギー疾患対策基本法」が施行され、それに基づき、平成 29 年
3月に「アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針」
(以下「基本指針」という。)
が告示され、令和4年3月に一部改正された。厚生労働省では改正後の基本指針に基づ
き、総合的なアレルギー疾患対策をさらに推進し、アレルギー疾患の診療連携体制の整
備、疫学や基礎研究・臨床研究の推進を実施し、世界に先駆けた革新的なアレルギー疾
患の予防・診断及び治療方法の開発等を行うとともに、これらに資するアレルギー疾患
の病態の解明等に向けた研究を推進している。
<リウマチ性疾患>
平成 30 年 11 月に報告された「リウマチ等対策委員会報告書」の中で、今後のリウマ
チ対策の全体目標として「リウマチ患者の疾患活動性を適切な治療によりコントロール
し、長期的な QOL を最大限まで改善し、継続的に職業生活や学校生活を含む様々な社会
生活への参加を可能とする」とされている。この目標を達成するために、「医療の提供
等」、「情報提供・相談体制」、「研究開発の推進」に取り組んでいる。
<免疫アレルギー疾患研究 10 か年戦略>
免疫アレルギー疾患の総合的な研究の推進のために、平成 31 年1月に「免疫アレル
ギー疾患研究 10 か年戦略」(以下「10 か年戦略」という。)を発出した。戦略のビジ
ョンとして、産学官民の連携と患者の参画に基づいて、免疫アレルギー疾患に対して「発
症予防・重症化予防による QOL 改善」と「防ぎ得る死の根絶」のために、「疾患活動性
や生活満足度の見える化」や「病態の見える化に基づく層別化医療及び予防的・先制的
医療の実現」を通じて、ライフステージに応じて、安心して生活できる社会を構築する
ことを掲げており、3つの大きな戦略として、「本態解明(先制的医療等を目指す免疫
アレルギーの本態解明に関する基盤研究)」「社会の構築(免疫アレルギー研究の効果
的な推進と社会の構築に関する横断研究)」「疾患特性(ライフステージ等免疫アレル
ギー疾患の特性に注目した重点研究)」を掲げている。
【事業目標】
「アレルギー疾患対策基本法」や「リウマチ等対策委員会報告書」に基づく総合的な
免疫アレルギー疾患対策を推進するために必要な科学的基盤を構築する。また「10 か年
戦略」のうち、特に戦略2「社会の構築」において、免疫アレルギー疾患領域における
研究の現状を正確に把握し、疫学調査、研究者間の連携、臨床研究等を長期的かつ戦略
的に推進する。
【研究のスコープ】
<アレルギー分野>
基本指針及び 10 か年戦略に基づき、アレルギー疾患の最新のエビデンスに基づく診
療ガイドラインの策定、医療連携体制の整備に資する研究、疫学研究等を推進する。
<リウマチ分野>
「リウマチ等対策委員会報告書」に基づき、リウマチ疾患分野の最新のエビデンスに
基づく診療ガイドラインの策定、アンメットニーズの把握と解決に向けた研究、NDB(レ
セプト情報・特定健診等情報)を用いた疫学研究等を推進する。
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