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パブリックコメント「令和6年度厚生労働科学研究」 別添(令和6年度厚生労働科学研究の概要) (73 ページ)
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出典情報 | 「令和6年度厚生労働科学研究」に対する御意見募集について(8/4)《厚生労働省》 |
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するエビデンスを示した。
【成果の活用】肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業の要件緩和および肝がん診療ガイ
ドラインの改定および肝硬変診療ガイドラインの作成を行った。
【課題名】新たな手法を用いた肝炎ウイルス検査受検率・陽性者受診率の向上に資する
研究(令和2~4年度)
【概要】非専門科のうち、術前肝炎ウイルス検査数が多い眼科、および観血的治療が多
い歯科と連携して、専門医への紹介に資する方策の検討、職域における Nudge 理論を
応用した協会けんぽでの肝炎ウイルス検査受検の促進、拠点病院・専門医療機関・自
治体での陽性者対策の実態把握を行った。
【成果の活用】職域検査促進リーフレットの作成を行い、職域検査通知に同封した。眼
科医会、歯科医師会と連携して、検査陽性者を専門医へ紹介するシステムを構築した。
【課題名】非ウイルス性も含む肝疾患のトータルケアに資する人材育成等に関する研究
(令和2~4年度)
【概要】肝炎医療コーディネーターの介入は、受検・受診・受療のいずれのステップに
おいても有効であることが報告されており、また肝炎に係る医療相談体制の提供にも
重要な役割を担っている。肝炎医療コーディネーターの養成後の具体的なスキルアッ
プ方法や、コーディネーターの職種及び配置場所に応じた効果的な活動の方法、コー
ディネーター間での情報共有や連携がしやすい環境について研究した。
【成果の活用】肝炎医療コーディネーターの増加だけでなく、コーディネーターマニュ
アルの作成、活用など質の向上に貢献し、より幅の広い肝炎総合対策が全国に広まっ
た。
2 令和6年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】全国規模の肝炎ウイルス感染状況の把握及びウイルス性肝炎 elimination に
向けた方策の確立に資する疫学研究
【概要】国内の医薬品販売実績のデータベースを用いて、地域毎の肝臓専門医数、専門
医療機関数、キャリア率、患者数等との関連を明らかにし、医療経済的評価を行う。
また、NDB データの解析を行い、肝がん死亡率、キャリア率、肝炎ウイルス検査受検
率、治療の現状を元に課題を抽出することで、肝炎排除に向けた肝炎・肝がんの行政
施策の目標設定や将来の治療成績の向上を反映させた推計を行う。より信頼性の高い
エビデンスの創出や、解析結果の国内および海外(国連総会イベント等)における公
表等を行うことが必要である。
【成果の活用】肝炎ウイルス感染状況の現状把握、及びウイルス性肝炎の根絶に向けた
方策の確立に寄与することが期待される。
【課題名】肝がん・重度肝硬変の医療水準と患者の QOL 向上等に資する研究
【概要】肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業の症例データの登録を継続し、事業を有
効に活用する方策を検証する。また、NCD データの蓄積を継続し、肝がん・重度肝硬
変の診療および治療のガイドライン改訂に資するエビデンスを示すことが必要であ
る。
【成果の活用】肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業および肝がん診療ガイドライン、
肝硬変診療ガイドラインの改定に寄与する。
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【成果の活用】肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業の要件緩和および肝がん診療ガイ
ドラインの改定および肝硬変診療ガイドラインの作成を行った。
【課題名】新たな手法を用いた肝炎ウイルス検査受検率・陽性者受診率の向上に資する
研究(令和2~4年度)
【概要】非専門科のうち、術前肝炎ウイルス検査数が多い眼科、および観血的治療が多
い歯科と連携して、専門医への紹介に資する方策の検討、職域における Nudge 理論を
応用した協会けんぽでの肝炎ウイルス検査受検の促進、拠点病院・専門医療機関・自
治体での陽性者対策の実態把握を行った。
【成果の活用】職域検査促進リーフレットの作成を行い、職域検査通知に同封した。眼
科医会、歯科医師会と連携して、検査陽性者を専門医へ紹介するシステムを構築した。
【課題名】非ウイルス性も含む肝疾患のトータルケアに資する人材育成等に関する研究
(令和2~4年度)
【概要】肝炎医療コーディネーターの介入は、受検・受診・受療のいずれのステップに
おいても有効であることが報告されており、また肝炎に係る医療相談体制の提供にも
重要な役割を担っている。肝炎医療コーディネーターの養成後の具体的なスキルアッ
プ方法や、コーディネーターの職種及び配置場所に応じた効果的な活動の方法、コー
ディネーター間での情報共有や連携がしやすい環境について研究した。
【成果の活用】肝炎医療コーディネーターの増加だけでなく、コーディネーターマニュ
アルの作成、活用など質の向上に貢献し、より幅の広い肝炎総合対策が全国に広まっ
た。
2 令和6年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進する研究課題(増額要求等する課題)の概要、及び
期待される研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】全国規模の肝炎ウイルス感染状況の把握及びウイルス性肝炎 elimination に
向けた方策の確立に資する疫学研究
【概要】国内の医薬品販売実績のデータベースを用いて、地域毎の肝臓専門医数、専門
医療機関数、キャリア率、患者数等との関連を明らかにし、医療経済的評価を行う。
また、NDB データの解析を行い、肝がん死亡率、キャリア率、肝炎ウイルス検査受検
率、治療の現状を元に課題を抽出することで、肝炎排除に向けた肝炎・肝がんの行政
施策の目標設定や将来の治療成績の向上を反映させた推計を行う。より信頼性の高い
エビデンスの創出や、解析結果の国内および海外(国連総会イベント等)における公
表等を行うことが必要である。
【成果の活用】肝炎ウイルス感染状況の現状把握、及びウイルス性肝炎の根絶に向けた
方策の確立に寄与することが期待される。
【課題名】肝がん・重度肝硬変の医療水準と患者の QOL 向上等に資する研究
【概要】肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業の症例データの登録を継続し、事業を有
効に活用する方策を検証する。また、NCD データの蓄積を継続し、肝がん・重度肝硬
変の診療および治療のガイドライン改訂に資するエビデンスを示すことが必要であ
る。
【成果の活用】肝がん・重度肝硬変治療研究促進事業および肝がん診療ガイドライン、
肝硬変診療ガイドラインの改定に寄与する。
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