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パブリックコメント「令和6年度厚生労働科学研究」 別添(令和6年度厚生労働科学研究の概要) (74 ページ)
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出典情報 | 「令和6年度厚生労働科学研究」に対する御意見募集について(8/4)《厚生労働省》 |
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【課題名】指標等を活用した地域の実情に応じた肝炎対策均てん化の促進に資する研究
【概要】肝炎総合対策を客観的に評価する指標の継続的な運用によって、拠点病院等で
の医療提供体制、都道府県単位での事業目標を明確にし、肝炎医療の提供体制及び都
道府県の実施する肝炎対策に関する事業の改善につなげる。また、指標を用いて地方
公共団体や拠点病院等と具体的な意見交換を行い、地域の実情を踏まえた肝炎総合対
策の充実、肝炎医療の均てん化の可能性を評価する。また、経時的な評価として、令
和2年度に行った肝炎検査についての国民調査を令和6年度に再度実施することが
求められている。
【成果の活用】調査結果および指標を用いて、地域の肝炎対策の均てん化への提言を行
う。
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】地域の状況に応じたネットワークを活用した肝炎ウイルス診療連携およびそ
の全国展開に資する研究
【概要】先行研究において、地域における診療連携体制の構築の一環として ICT 等の利
活用等を含めた先進的な取組事例を集積し、有効性を検証した。また、地域の医療体
制やインフラ整備状況に応じた診療連携体制構築の方法論の提供やモデルケースの
創出等を行った。それらを踏まえて本研究では、現状の診療連携体制を大都市圏を含
むより多くの地域へ、さらには全国へと展開するための課題抽出や解決策を提案す
る。
【成果の活用】地域内・地域間の医療連携強化により、継続した受療率の向上だけでな
く重症化予防にもつながることが期待される。また、地域の医療資源を効率的に利用
し、肝炎患者等へ必要な医療を提供し、診療連携体制の確立を可能とするための政策
立案に寄与する。
【課題名】様々な状況での肝炎ウイルス感染予防・重症化・再活性化予防の方策に資す
る研究
【概要】肝炎ウイルスは多くの感染経路が存在するが、地域、職業や年齢階層などの集
団によってその原因、リスクは様々である。より効果的な感染拡大防止には、それぞ
れの個人が属する集団に応じた、よりきめの細かな対応策の確立が必要である。また、
肝炎ウイルスの再活性化予防に対する対応も重要である。そのため本研究では、それ
ぞれの集団の感染状況やワクチン実施率、再活性化予防の検査状況などの現状把握、
過去の施策の効果検証を行い、集団ごとの特性やリスク因子の分析を行う。また急性
ウイルス性肝炎の現状把握を継続的に行う。
【成果の活用】e-learning 等の教育・啓発資材の開発・改修及びそれらの展開方法の検
討や、ワクチンなどを含めた感染防御策に関する資材の作成、新たな検査法の検証な
どを行い、それぞれの集団に適した対応策を提案することによって、新規感染者・重
症者の発生を効果的に抑制しうる政策企画立案に寄与する。
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【概要】肝炎総合対策を客観的に評価する指標の継続的な運用によって、拠点病院等で
の医療提供体制、都道府県単位での事業目標を明確にし、肝炎医療の提供体制及び都
道府県の実施する肝炎対策に関する事業の改善につなげる。また、指標を用いて地方
公共団体や拠点病院等と具体的な意見交換を行い、地域の実情を踏まえた肝炎総合対
策の充実、肝炎医療の均てん化の可能性を評価する。また、経時的な評価として、令
和2年度に行った肝炎検査についての国民調査を令和6年度に再度実施することが
求められている。
【成果の活用】調査結果および指標を用いて、地域の肝炎対策の均てん化への提言を行
う。
(2)新規研究課題として優先的に推進する研究課題の概要、及び期待される研究成果の政
策等への活用又は実用化に向けた取組
【課題名】地域の状況に応じたネットワークを活用した肝炎ウイルス診療連携およびそ
の全国展開に資する研究
【概要】先行研究において、地域における診療連携体制の構築の一環として ICT 等の利
活用等を含めた先進的な取組事例を集積し、有効性を検証した。また、地域の医療体
制やインフラ整備状況に応じた診療連携体制構築の方法論の提供やモデルケースの
創出等を行った。それらを踏まえて本研究では、現状の診療連携体制を大都市圏を含
むより多くの地域へ、さらには全国へと展開するための課題抽出や解決策を提案す
る。
【成果の活用】地域内・地域間の医療連携強化により、継続した受療率の向上だけでな
く重症化予防にもつながることが期待される。また、地域の医療資源を効率的に利用
し、肝炎患者等へ必要な医療を提供し、診療連携体制の確立を可能とするための政策
立案に寄与する。
【課題名】様々な状況での肝炎ウイルス感染予防・重症化・再活性化予防の方策に資す
る研究
【概要】肝炎ウイルスは多くの感染経路が存在するが、地域、職業や年齢階層などの集
団によってその原因、リスクは様々である。より効果的な感染拡大防止には、それぞ
れの個人が属する集団に応じた、よりきめの細かな対応策の確立が必要である。また、
肝炎ウイルスの再活性化予防に対する対応も重要である。そのため本研究では、それ
ぞれの集団の感染状況やワクチン実施率、再活性化予防の検査状況などの現状把握、
過去の施策の効果検証を行い、集団ごとの特性やリスク因子の分析を行う。また急性
ウイルス性肝炎の現状把握を継続的に行う。
【成果の活用】e-learning 等の教育・啓発資材の開発・改修及びそれらの展開方法の検
討や、ワクチンなどを含めた感染防御策に関する資材の作成、新たな検査法の検証な
どを行い、それぞれの集団に適した対応策を提案することによって、新規感染者・重
症者の発生を効果的に抑制しうる政策企画立案に寄与する。
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