ICTを利用した全国地域医療情報連携ネットワークの概況(2022年度版) (133 ページ)
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出典情報 | ICTを利用した全国地域医療情報連携ネットワークの概況(2022年度版)(9/13)《日本医師会総合政策研究機構》 |
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6.8.1. 多職種連携における登録情報の扱いや端末のセキュリティ
多職種連携システム使用時の登録してある情報の扱いや端末のセキュリティについ
て、109 地域から複数回答を得た。
「パスワードや暗証番号などでモバイル端末へのアクセスが管理されている」
(88
箇所)がもっとも多く、ついで「盗難、紛失の可能性を考慮し、モバイル端末内に患
者情報は置いていない」(69 箇所)
、「盗難、紛失時の対応をモバイル端末利用者に周
知徹底し、講習会などを行っている」
(58 箇所)の順に多かった(図 6.8-1)
。
図 6.8-1 多職種連携システムの登録情報・セキュリティ
0
10
20
30
40
50
60
70
80
連携数
90
パスワードや暗証番号などでモバイル端末
へのアクセスが管理されている
88
盗難、紛失の可能性を考慮し、モバイル端末内に
患者(利用者)情報は置いていない
69
盗難、紛失時の対応をモバイル端末利用者に
周知徹底し、講習会などを行っている
58
モバイル端末には必要最小限の
アプリケーションのみがインストールされている
37
モバイル端末の設定の変更は
管理者のみが可能となっている
33
業務に使用しないアプリケーションや機能について
は削除あるいは停止している。もしくは、業務に対して
影響がないことを確認して用いることとなっている
24
一定回数パスワード入力を誤った場合は
モバイル端末を初期化するなどの対策がされている
18
盗難、置き忘れ等に対応する措置として、
モバイル端末内の情報は暗号化がされている
16
24
その他
(n=109)複数回答あり
その他の対策として、MDM 管理、電子証明書(クライアント証明書)管理、モバ
イル端末のリモート管理、セキュリティポリシーを定めた運用、端末に ID とパスワー
ドを記憶させない、個人情報を取り扱わない、モバイル端末を使用しない、一定回数
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