ICTを利用した全国地域医療情報連携ネットワークの概況(2022年度版) (84 ページ)
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出典情報 | ICTを利用した全国地域医療情報連携ネットワークの概況(2022年度版)(9/13)《日本医師会総合政策研究機構》 |
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厚生労働省より電子カルテ情報等の標準化に期待される効果が示されているが、地
連 NW として期待する効果について、196 地域から複数回答を得た。
「医療機関 -他の医療機関の診療情報提供書等の取込作業が不要」
(123 箇所)がも
っとも多く、ついで「国民 -スマホ等で自らの医療情報を把握でき持ち運び可能」およ
び「医療機関 -より正確な患者への問診を効率的に実施」(93 箇所)
、「医療機関 -日常
的な文章を自動的に作成可能」
(92 箇所)の順に多かった(図 2.19-3)
。
図 2.19-3 期待する効果
連携数
0
20
40
60
80
100
国民
スマホ等で自らの
医療情報を把握
でき持ち運び可能
93
国民
通院を要せず
タイムリーに
検査結果等を把握
56
医療機関
他の医療機関の
診療情報提供書等の
取込作業が不要
123
医療機関
より正確な患者への
問診を効率的に実施
93
医療機関
日常的な文書
を自動的に作成可能
92
医療機関
データの利活用への
貢献
86
医療機関
システム関係経費の
節約、診療所でも
安価なクラウド版
電子カルテ導入
74
保険者
重複検査の防止等
医療費の適正化
保険者
特定健診に加え
診療情報を活用した
保険指導
88
40
ベンダー
計画的かつ
効率的なシステム
開発が可能
ベンダー
カスタムオーダー
対応からの解放
120
63
(n=196)複数回答あり
44
78