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ICTを利用した全国地域医療情報連携ネットワークの概況(2022年度版) (7 ページ)

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出典情報 ICTを利用した全国地域医療情報連携ネットワークの概況(2022年度版)(9/13)《日本医師会総合政策研究機構》
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1. 地連 NW に関する調査の概要

日本医師会では、ICT を利用した全国地域医療情報連携ネットワーク(以下、地連
NW)についての調査を 2012 年度から継続的に実施している。今回は、2022 年度に行
った調査について報告する。
本稿では、第 1 章~第 4 章で「地連 NW」
、第 5 章および第 6 章で「多職種連携シス
テム」についての調査結果を報告し、第 7 章で「まとめと考察」を行う。

1.1. 目的
医療 DX 推進本部 が進める医療 DX において、情報共有の基盤となる「全国医療情
報プラットフォーム創設」や「電子カルテ情報の標準化等」の実現に向けた動きは課
題も多く、各地で地連 NW の運用に大きな影響を及ぼしている。
これらの環境に柔軟に対応していくためには、地連 NW の目的、有用性、効果、運
用方法、財源確保を再度見直す必要があり、新たな将来像や施策を検討する際の基礎
資料作成を目的とする。

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