ICTを利用した全国地域医療情報連携ネットワークの概況(2022年度版) (93 ページ)
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出典情報 | ICTを利用した全国地域医療情報連携ネットワークの概況(2022年度版)(9/13)《日本医師会総合政策研究機構》 |
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・宿泊療養施設で胸部 X 線、採血、心電図の結果を共有し抗体カクテル療法も行えた
・呼吸器内科の専門医のいない医療機関で他の医療機関の専門医に検査や画像データ
を共有し、診断を仰ぐことで迅速な治療ができた
・救急外来等、発熱外来対応後の結果を紹介元がすぐに確認できた
・検査医療機関において同意書を取得し、検査や画像をサーバにアップロードしてお
くことで転院先での再検査や画像が不要となった
・かかりつけ医に連絡し、迅速な対応が行えた
・他医療圏の感染症対策専門医よりコロナ対策関連の情報提供や指導を受けた
・自宅療養中の発熱症状がある陽性患者のために、臨時医療施設(オンライン診療セ
ンター)が設置されたが、その際に医師、薬剤師、スタッフ間で患者の診療録や
処方箋を共有した治療が行えた
【ワクチン】
・ワクチン接種時に基礎疾患の把握に用いた
・ワクチン接種情報(実施日、施設、メーカー、番号)の情報共有を行った
・医療機関へのワクチンの配送調整に用いた
・ワクチン接種のキャンセルが発生した際に介護職員への優先接種を行った
・ワクチン接種会場で、お薬手帳を忘れた患者の医療情報を確認した
【その他】
・二次医療圏における感染症対策オンライン会議(行政、保健所、医師会、薬剤師会、
歯科医師会、医療機関の各責任者)を医師会と共に運営し分析した
・オンライン研修会を実施することにより、多職種間の連携が維持された
・定期的にテレビ会議システムを用いて研修会を行った
・カンファレンスに使用した
・クラスター発生時に訪問診療、訪問看護を導入し在宅へつなげた
・一患者一地域カルテを目指しており、転院、転所時に活用できた
・後方支援病院の転院調整
・患者受け入れの相談
・行政からの連絡事項を掲載
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