ICTを利用した全国地域医療情報連携ネットワークの概況(2022年度版) (71 ページ)
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出典情報 | ICTを利用した全国地域医療情報連携ネットワークの概況(2022年度版)(9/13)《日本医師会総合政策研究機構》 |
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げられた。
・積立金から負担
・自己資金
・運営主体が負担
・参加施設が負担
・開示施設が負担
・医師会が負担
・電子カルテ更新時に併せて実施
・診療報酬を算定することで賄っている
・各職能団体
・他の地連 NW 構築時に併せて実施
2.15. 導入効果
地連 NW の導入効果について、225 地域から複数回答を得た。
「医療機関間の人的ネットワークが進んだ」(117 箇所)がもっとも多く、ついで
「患者サービスが向上した」(116 箇所)、「患者紹介の円滑化が進んだ」(101 箇所)、
「従事者間の連携が向上した」
(92 箇所)、
「事務職の負担軽減」
(86 箇所)の順に多か
った。
導入効果なしがもっとも多いのは「医師の偏在を補う効果があった」(62 箇所)、つ
いで「介護職の負担軽減」(58 箇所)、「看護職の負担軽減」(53 箇所)の順であっ
た(図 2.15-1)
。
2013 年度調査開始以降、最初の 4 年間は「医療機関間の人的ネットワークが進んだ」
が最大の導入効果であったが、2017 年度以降は「患者サービスが向上した」が最大の
効果となっていた。今回調査での最大の効果は、「医療機関間の人的ネットワークが進
んだ」であった。
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