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令和5年度厚生労働省予算概算要求の主要事項 (27 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/23syokan/
出典情報 令和5年度厚生労働省所管予算概算要求関係(8/31)《厚生労働省》
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➢ICTの進展等を踏まえた薬局DXの推進、対人業務の充実等
医薬・生活衛生局総務課(内線)

ICTの進展等を踏まえた薬局機能の高度化推進事業(薬局';)
令和5年度概算要求額

1 事業の目的



百万円(

-)※(

)内は前年度当初予算額

本格的な少子高齢化が到来し、また、地域包括ケアのさらなる進展が求められる。このため、リフィル処方箋への対応を含め、薬局薬剤師は薬学的
専門性を活かした対人業務を充実させるとともに、セルフケア、セルフメディケーションの支援等の健康サポート業務に取り組む必要がある。また、
オンライン服薬指導、データヘルス改革、電子処方箋等の導入など、薬局のICTの進展への対応が必須となる。
このような点を踏まえ、①薬局DXの推進、②対人業務強化のためのガイドライン作成、③高度な専門性の発揮、④健康サポート機能の観点で対策
を実施する。さらに、現状の分析やこれらの取組の効果を検証する検討会を開催する。これらの成果を地域レベルで活用するとともに、診療報酬での
対物業務から対人業務への評価のシフトにおける対人業務の評価のあり方の基礎とすることにより、薬局機能、薬剤師サービスの高度化に繋げる。

2 事業の概要・スキーム
①薬剤師の患者へのサービスのさらなる充実、②セルフメ
ディケーション推進、③データヘルス、電子処方箋、薬局
のICT対応

(1)薬局高度化のための4つの事業
①薬局DXの推進
情報通信機器等の活用する先進的な薬局の取組の有用性を検証。
(例:電子版お薬手帳等のPHRやウェアラブル端末を利用し、効果的かつ
継続的な指導、医療機関との連携等による影響。)。
②高度な専門性の発揮
薬剤師が様々な患者の服薬情報や患者の生活情報を活用して薬剤の見直
しを行う「薬剤レビュー」の実施に係る研修等を行う。
③対人業務を強化するためのガイドライン作成
患者の疾患や使用する医薬品の特徴をとらえた服薬指導やフォローアッ
プ等の実施に関するガイドラインを学会等と連携して作成。
④健康サポート機能の充実
①自治体と薬局が連携して実施する健康サポート活動や、②薬局が医療機
関と情報共有や受診勧奨などで密接に連携してセルフメディケーションの
支援を行う取組について、患者アウトカムを検証。
(2)効果の検証等を行う検討会
4つの事業の効果検証に加え、薬局の在り方に関する現状分析、課題抽出
を行う検討会を実施する。
・現状分析:①見える化(アンケート等)、②海外調査
・課題抽出(好事例が均てん化しない理由の分析、対策案の検討等)

,&7の進展等を踏まえた高度化のための事業

薬局';
の推進

高度な専門

対人業務の

性の発揮

強化

報告

健康サ
ポート機
能の充実

支援

意見
支援

検討会

民間企業
検討会開催支援
ガイドライン作成支援

(1)現状分析、(2)課題抽出、
(3)対策、(4)取組の効果検証

3 実施主体等
(1)国(関係団体等に委託)

(2)国(一部業務は民間企業に委託)

➢科学的介護推進のためのデータベースの機能拡充
老健局老人保健課(内線)

科学的介護データ提供用データベース構築等事業
令和5年度概算要求額

億円(億円)※()内は前年度当初予算額(国庫債務要求(令和4年度~6年度))
※デジタル庁計上

1 事業の目的

〇 「成長戦略フォローアップ」(令和3年月日閣議決定)において示された、自立支援等の効果が科学的に裏
付けられた介護を実現するため、年度から運用を開始した科学的介護情報システム(/,)()の情報等を用いた
本格的な分析を実施し、次期からの介護報酬改定の議論に活用するとともに、高齢者の自立支援や重度化防止等の
取組を促すようなインセンティブが働くようアウトカム評価等につなげる予定。
〇 ケアの質の向上等につながるよう、取得したデータの解析結果等について、介護事業所に提供を行う。

2 事業の概要・スキーム・実施主体等
〇 介護事業所が/,)(に高齢者の状態・ケアの内容等の情報を提出し、そのデータを解析した結果として、事業所にフィードバックを行
うことなどにより、介護サービスの質の向上に資する取組を推進する。 〇 事業スキーム
主な改修事項
令和4年度

令和5年度



令和6年度

委託

報酬改定・制度改正に伴う改修:
・フィードバック項目の修正等の機能改修
・介護記録ソフトとの連携機能の強化

データヘルス改革工程表関連:顕名情報の収集に向けた機能改修

介護事業所

委託業者
・データベース等の構築・運用
・情報の収集と保持・分析

○ システム基盤の統合
○ 認証機能等の見直し

データ送信

介護保険総合
データベース

データ連携

フィード

バック

データ送信

データ
提供

保険者



実施主体:株式会社等



事業実績:入札により落札した2者 ※ が上記事業を実施。
※ 開発・運用保守と工程管理で別の事業者が実施

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