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資料1-2 指定難病に係る新規の疾病追加について情報提供のあった疾病(個票(第54回指定難病検討委員会において検討する疾病)) (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37543.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第54回 1/31)《厚生労働省》
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精神症状
1:症状がまったくないか、あるいはいくつかの軽い症状が認められるが日常の生活の中では
ほとんど目立たない程度である。
2:精神症状は認められるが、安定化している。意思の伝達や現実検討も可能であり、院内の
保護的環境ではリハビリ活動等に参加し、身辺も自立している。通常の対人関係は保っている。
3:精神症状、人格水準の低下、認知症などにより意思の伝達や現実検討にいくらかの欠陥がみられる
が、概ね安定しつつあるか、または固定化されている。逸脱行動は認められない。または軽度
から中等度の残遺症状がある。対人関係で困難を感じることがある。
4:精神症状、人格水準の低下、認知症などにより意思の伝達か判断に欠陥がある。行動は幻覚や
妄想に相当影響されているが逸脱行動は認められない。あるいは中等度から重度の残遺症状
(欠陥状態、無関心、無為、自閉など)、慢性の幻覚妄想などの精神症状が遷延している。
または中等度のうつ状態、そう状態を含む。
5:精神症状、人格水準の低下、認知症などにより意思の伝達に粗大な欠陥(ひどい滅裂や無言症)
がある。時に逸脱行動が見られることがある。または最低限の身辺の清潔維持が時に不可能
であり、常に注意や見守りを必要とする。または重度のうつ状態、そう状態を含む。
6:活発な精神症状、人格水準の著しい低下、重度の認知症などにより著しい逸脱行動(自殺企図、
暴力行為など)が認められ、または最低限の身辺の清潔維持が持続的に不可能であり、常時厳重
な注意や見守りを要する。または重大な自傷他害行為が予測され、厳重かつ持続的な注意を
要する。しばしば隔離なども必要となる。
能力障害
1:精神障害あるいは知的障害を認めない、あるいは精神障害あるいは知的障害を認めるが、
日常生活および社会生活は普通に出来る。
2:精神障害あるいは知的障害を認め、日常生活または社会生活に一定の制限を受ける。
3:精神障害あるいは知的障害を認め、日常生活または社会生活に著しい制限を受けており、
時に応じて支援を必要とする。
4:精神障害あるいは知的障害を認め、日常生活または社会生活に著しい制限を受けており、常時
支援を要する。
5:精神障害あるいは知的障害を認め、身の回りのことはほとんどできない。
<対象となる者の割合>
上記<重症度分類>を用いた場合、対象となる患者のおおよその割合(%)は 29%である。

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