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資料1-2 指定難病に係る新規の疾病追加について情報提供のあった疾病(個票(第54回指定難病検討委員会において検討する疾病)) (46 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37543.html
出典情報 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第54回 1/31)《厚生労働省》
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<重症度分類>
主観的重症度と客観的重症度を以下の基準にしたがって評価する。主観的重症度は VHI とあわせて、音
声障害による社会的・心理的支障度により評価する。そして、両者の組み合わせにより総合的重症度分類
を行う。総合的重症度分類をもって「痙攣性発声障害の重症度分類」とする。
<主観的重症度>
1)Voice Handicap Index(VHI)
24 点以下:0 点
25~49 点:1 点
50~74 点:2 点
75 点以上:3 点
2)社会的・心理的支障度
会話に支障なく、通常の社会生活ができる

0点

会話に支障はあるが、通常の社会生活ができる

1点

会話に支障があり、社会生活上何らかの制限がある

2点

例)電話での応対が困難、または業務の制限がある
会話に支障があり、社会生活上明らかな不利益がある(あった)

3点

例)会話や人付き合いを避けるようになった。仕事をやめたり変えたりした。就学・就職をあ
きらめた。


度:1)と2)の合計点が

0~2 点

中等度:

同上

3、4 点



同上

5、6 点

度:

<客観的重症度>
規定文朗読、および自由会話による検者の他覚的評価により行う。規定文としては以下の文などを
用いる。他覚的評価は検者によるVAS(Visual analogue scale)評価を参考にしてもよい。
1)内転型
「雨がやんだら海にもぐろう」
、または「山の上には青い屋根の家がある」
2)外転型
「本屋と花屋は通りを隔てて反対側にあります」、または「ささやくような浅瀬のせせらぎに誘われ
る」
朗読や会話は概ね円滑で明瞭である

0 点

(VAS:0-25mm/100mm)

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