よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料(Ⅰ)地域医療計画課 (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38529.html
出典情報 令和5年度全国医政関係主管課長会議(3/29)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

医師の確保に関する事項(第8次医療計画の見直しのポイント)






医師確保計画の策定において基礎となる、地域ごとの医師の多寡を統一的・客観的に比較・評価するための医師
偏在指標について精緻化等を行う。



地域の実情に応じて安定した医師確保を行うため、地域枠等の恒久定員内への設置、寄附講座の設置、地域にお
ける子育て支援等を進める。
地域枠等の設置促進等

医師偏在指標の精緻化等



三師統計で用いる医師届出票において、「従たる
従事先」に記載された医療機関が主たる従事先と異
なる医療圏である場合、医師数を主たる従事先では
0.8人、従たる従事先では0.2人として医師偏在指標
を算出する。



都道府県は、地域枠に加え、柔軟に運用できる地
元出身者枠の恒久定員内への設置について、積極
的に大学と調整を行う。



特に医師少数都道府県においては、地元出身者を
対象として他都道府県に所在する大学にも地域枠
を設置し、卒前からキャリア形成に関する支援を
行うことで、医師確保を促進する。



都道府県は、寄附講座の設置、派遣元医療機関へ
の逸失利益の補填に加えて、その他の既存の施策
を組み合わせることで、医師少数区域等の医師確
保を推進する。



地域の医療関係者、都道府県、市町村等が連携し、
地域の実情に応じた子育て支援に取り組む。

※分娩取扱医師偏在指標及び小児科医師偏在指標も同様



新たに、地域の実情に応じた施策を検討する際に
活用することができるよう、勤務施設別(病院及び
診療所)の医師偏在指標を参考として都道府県に提
示する。

地域医療対策協議会・地域医療支援センター

令和3年7月29日 第1回地域医療構想・
医師確保計画に関するWG資料(一部改)

平成30年医療法改正により、地域医療対策協議会の役割の明確化、協議プロセスの透明化を図るとともに、地域医療
支援センターとの関係や役割について明確化
地域医療対策協議会

(医師確保対策の具体的な実施に係る関係者間の協議・調整を行う場)
構成員
役割

都道府県、大学、医師会、主要医療機関、民間医療機関 等
※ 議長は都道府県以外の第三者・互選、女性割合に配慮

都道府県が実施する医師派遣等の対策は、
地域医療対策協議会において協議が調った
事項に基づいて行う



協議事項を法定

・ キャリア形成プログラムの内容 ・ 大学の地域枠・地元枠設定
・ 臨床研修病院の指定
・ 医師の派遣調整
・ 臨床研修医の定員設定
・ 派遣医師のキャリア支援策
・ 専門研修の研修施設・定員
・ 派遣医師の負担軽減策

協議の
方法

・医師偏在指標に基づき協議
・大学 ・医師会等の構成員の合意が必要
・協議結果を公表

国の

・ 医師派遣先(公的、民間の別)等の医師の派遣状況について定期的
に国がフォローアップ

チェック

地域医療支援センター

(医師確保対策の事務の実施拠点)



法定
事務

・ 都道府県内の医師確保状況の調査分析
・ 医療機関や医師に対する相談援助
・ 医師派遣事務
・ キャリア形成プログラムの策定
・ 派遣医師のキャリア支援・負担軽減 等

※医療従事者の勤務環境改善については、医療勤務
環境改善支援センターと連携を図る

Ⅰ-計18