令和５年度補正予算においても 19 百万円計上しているため、都道府県は、この
補助事業を周知し、適切に活用いただくようお願いする。
（６）医療機関における事業継続計画（BCP）の策定について
○ 災害拠点病院を除いた医療機関においても事業継続計画（BCP）の策定を推進す
るため、研修を実施するための経費を令和６年度予算案に計上している。
令和６年度においても、各都道府県は、本研修も活用しながら BCP 未策定の病
院・有床診療所に対してあらゆる事態を想定した BCP 策定を働きかけていただく
ようお願いする。
（７）医療コンテナの活用促進について
○ 令和５年度補正予算において 57 百万円を計上し、都道府県及び災害拠点病院
が平時から医療コンテナを整備するための費用として、賃借料を補助することと
していることから、都道府県は、この補助事業を周知し、適切に活用いただくよ
うお願いする。
（８）災害拠点病院の現況の確認について
○ 各都道府県においては、指定した災害拠点病院が要件に合致しているかどうか、
毎年確認し、その結果について令和４年度より G－MIS によりご報告をいただい
ているが、令和６年度においても、ご協力をお願いする。
各都道府県は、管内の災害拠点病院の状況を把握するとともに、指定要件を満
たさなくなった場合には指定の解除を行うこととなっているので、適切に対処い
ただくようお願いする。
また、令和３年度から、災害拠点病院の運営体制や施設・設備について、各都
道府県担当者と地方厚生（支）局に所属する災害医療・医師偏在対策専門官が共
同で実地より確認しているところ、令和６年度以降も継続して実施する予定であ
る。
（９）災害拠点精神科病院の指定について
○ 災害拠点精神科病院の整備を少なくとも各都道府県に１カ所以上整備すること
を求めているところであるが、今後の指定見込みが立っていない都道府県が一定
数あるところである。
このため、各都道府県は、災害拠点精神科病院の創設の趣旨に鑑み、引き続き、
指定を進めていただくようお願いする。
また、災害拠点精神科病院の整備を促進するため、医療機関の耐震整備や設備
整備等を行うための経費を令和５年度補正予算に計上したところである。この補
助事業は、令和６年度に繰り越し、引き続き支援することとしているので、各都
道府県は、本事業も活用の上、指定を進めていただくよう併せてお願いする。
加えて、発災から概ね 48 時間以内に被災した都道府県等において活動する災
害派遣精神医療チーム（DPAT）先遣隊についても、一部の都道府県で整備できて

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