病院等における風水害BCPガイドライン-補遺・改訂版- (148 ページ)
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出典情報 | 病院等における風水害BCPガイドライン-補遺・改訂版-(9/2)《日本病院会》 |
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土砂災害
再 BCP 作成
ア 状況
ン
ケ
|
ト
調
査
回答内容
土砂災害
BCP 未作成
の理由
その他
・土砂災害避難確保計画で間に
合うと思っているため
・作成中
・被害が小さいと予想、必要時
は大規模災害時BCP で対応
する
4.会員病院の避難確保計画作成状況
土砂災害BCP 作成済み病院からの回答ですが、土砂災害防止法に基づく避難確保計画の作成率は
100%です。
ア 土砂災害発生危険時・発生後の措置
避難が優先されています。時期が明確ではありませんが、事前避難の他、緊急避難の回答がありま
すので、土砂災害発生の切迫性がある時期であると推測します。
前述のとおり、土砂災害発生時期の判断は困難ですので、行政からの避難に関する情報は勿論、土
砂災害警戒情報や土砂キキクルを活用した状況把握に基づき、患者等の避難必要時間を勘案し、避難
時期の判断を行う必要があります。
イ 避難先・避難方法
ア)建物内避難
建物内の避難回答が多いです。建物内で被害リスクが低い場所への避難、
、土砂災害の影響のない
建物、別棟等の回答です。上階や自室待機という回答もありますが、想定される土砂災害の危険性と
建物の強度等を勘案し、指定する建物内の避難場所の安全を確認する必要があります。
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