病院等における風水害BCPガイドライン-補遺・改訂版- (62 ページ)
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出典情報 | 病院等における風水害BCPガイドライン-補遺・改訂版-(9/2)《日本病院会》 |
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ら燃料の災害時供給の確実性が不透明で文書締結が難しい状況です。
このような災害時燃料供給協定締結状況の困難性等から、群馬県では、東日本大震災時のガソリン
や自家発電設備の重油などの燃料不足により、県民生活や事業活動に大きな影響が生じたことの経験
を踏まえ、災害時等における燃料の供給に関する仕組みや体制を整えていますので参考としてくださ
い。
※群馬県の災害時における燃料供給
群馬県は、平成23 年11 月及び平成26 年7 月に、群馬県石油協同組合との間で「災害時等におけ
る燃料の供給に関する協定」
(以下「協定」という)を締結し、県が燃料確保の斡旋をする燃料優先供
給システムを整備しています。
①県民の安全を確保するため群馬県は、協定第 2 条に基づき、県民を守るために特に重要な施設で、
県が指定する施設(救急救命センター、災害拠点病院、急性期病院等)を「重要施設」として指定し
ます。
②重要施設は、災害発生時、非常用自家発電設備や車両の燃料不足が生じた場合は、まず平時から契
約しているガソリンスタンドに対し、優先供給を要請。
③平時の契約先からの優先供給が受けられない場合に、重要施設は、県に対し優先供給を要請。
④県は、施設からの要請を受け、燃料の供給を調整。
(出典:群馬県ホームページ)
https://www.pref.gunma.jp/page/8731.html
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