病院等における風水害BCPガイドライン-補遺・改訂版- (68 ページ)
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出典情報 | 病院等における風水害BCPガイドライン-補遺・改訂版-(9/2)《日本病院会》 |
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による止水対策や自家発電機等の高所移設、排水ポンプ設置等による浸水対策を講じること」とする
指定要件の改正が行われました。
3.上水道
( 1 ) ライフライン途絶時の上水道確保対策
前述の「Ⅵ 病院建物浸水防止対策(病院BCP ハード対策)
」で説明した「防災拠点等となる建築
物に係る機能継続ガイドライン(新築版+追補版)
(以下「機能継続ガイドライン」という) 8.2 ラ
イフラインの途絶等に対応した建築設備の機能確保」では、上水道の途絶時において防災拠点建築物
に必要な飲料水等を確保するための方法として以下の設備等を例示しています。
①防災用井戸の活用等供給水源の多様化
②機能維持に有効な負荷の低減(災害時節水計画の検討)
病院の上水道使用量を給水装置工事関係指針の給水装置設計基準から推測します。
以下の平時の病院給水使用量を勘案して、災害時の節水計画(飲料用等優先給水用途)を検討してく
ださい。
給水装置工事施行指針( 平成27 年 千葉県)
大病院 100 床~250 床
970ℓ/床
病床使用率70% 10 時間/1 日
小病院 20~99 病床
850ℓ/床
病床使用率70% 10 時間/1 日
840 ℓ /床
有床診療所19 病床以下
病床使用率70% 10 時間/1 日
診療所 10 時間/1 日
10ℓ/㎡
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