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病院等における風水害BCPガイドライン-補遺・改訂版- (97 ページ)

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出典情報 病院等における風水害BCPガイドライン-補遺・改訂版-(9/2)《日本病院会》
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イ 地震BCP と風水害BCP の特性
地震BCP を検討する場合、地震発生の予知が困難なことから、被害状況を確認し、職員確保状況
を勘案し、患者等人命の安全確保等の優先すべき業務を継続しつつ、早期回復を図る内容となります
(予知困難突発型災害)
。一方、風水害BCP は、気象情報等から洪水等の危険予知が可能であり、危
険情報と洪水等の危険発生までのタイムラグを活用し、風水害発生時の優先業務とすべき患者避難等
の危険回避措置を時系列による活動計画(タイムライン)として作成可能であることが(予知可能進
行型災害)
、地震BCP と大きく異なるものです。

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