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病院等における風水害BCPガイドライン-補遺・改訂版- (26 ページ)

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出典情報 病院等における風水害BCPガイドライン-補遺・改訂版-(9/2)《日本病院会》
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浸水階
地階




|

調


使用用途
・サーバー室、更衣室、MRI 室、ボイラー室ほか
・駐車場、電気室、機械室、控室
・受水槽系統、免震設備、透析排水処理槽
・倉庫
・駐車場脇備蓄倉庫
・水道ポンプ室
・霊安室等(旧建物)
・リハビリ・厨房調理室
・建築中の建物
・エレベーターピット

地上1 階

・外来診察室、待合室、リハビリテーション、トイレ等
・建物内通路
・職員更衣室
・事務室・放射線室・外来・病棟等(旧建物)
・外来、コメディカル
・エレベーターホール
・倉庫
・マニホールド室

地上2階

中庭

( 4 ) 浸水による具体的な診療の支障内容
浸水被災経験病院は、以下のような医療機器等浸水被害により、外来制限等の病院機能継続の支障
が生じています。
風水害の病院BCP を検討する場合、震災とは異なり事前の気象情報等による危険予知から浸水等
の危険発生までのタイムラグ(時間差)があり、この時間差を予防対策のリードタイム(危険回避等
の準備時間)として利用することができます。例えば外来制限(中止)
、入院制限、手術の延期は、風
水害の病院BCP の観点からすると、外来中止により想定される浸水危険を回避し、早期再開を確保
する病院機能維持(BCP)対策とも言えます。交通機関における台風が予想される場合の運行一時停
止と同様です。
後述する病院BCP 対策を参考としてください。

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