病院等における風水害BCPガイドライン-補遺・改訂版- (37 ページ)
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出典情報 | 病院等における風水害BCPガイドライン-補遺・改訂版-(9/2)《日本病院会》 |
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プレーンテキスト
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対策
給排水機能維持
3 日分の飲料水備蓄
(給水)
〇通常利用で半日分(通常利用に対し
て1/6 に制限する節水利用で3 日分)
の受水槽容量
〇予め別途ペットボトル水等を備蓄
〇給水車による受水槽給水対応可
(受水槽に緊急遮断弁)
〇給水ポンプに非常用発電機バック
アップ
(排水)
〇排水貯留層で3 日分を一時貯留
〇緊急排水槽一時貯留でトイレ等使
用可(3 日分)
非常用電源の確保
①負荷容量
契約電力の50% 72 時間
②負荷容量
常時使用量の60% 72 時間
〇ディーゼル高圧非常用発電機の設
置
800kw:1000kva×1
①契約電力の50%
②常時使用量の60%
〇運転時間 8 時間程度想定
・A 重油の供給体制(8 時間サイクル)
・ポリタンクでの上階搬送体制
〇一般非常電源は、非常用発電機から
の単独供給とする
〇医療用、情報用、CP の瞬時停電対
策は別途工事
供給電力の2 ルート化
〇変電所からの 2 回線引込でバック
アップ体制確保
〇本線、予備回線の2 回線受電とし、
本線の系統事故、停電時に自動的に予
備電源線に切り替え
電源の多様化
電源品質の向上・瞬時対策
医療用ガス確保対策
医療用にUPS 設置
CP はシステム側で対応
ガス供給継続・迅速な復旧対応 〇中圧管引込でガス供給停止のリス
ク軽減
通信手段の確保
〇衛星電話
〇衛星回線等による通信を想定
救命医療を行うための機能維 〇緊急導入口付きシャットオフバル
持
ブ設置により、緊急時にボンベ経由で
医療ガス供給可
食料対策
患者等給食の継続
〇食料保管用の冷蔵庫及び簡単な調
理ができるようIHコンロは非常用発
電機回路にて対応
災害時医療活動対策
トリアージスペース
災害対策本部設置
〇1 次トリアージ:駐車場
2 次トリアージ:待合ホール
〇対策本部:1 階事務室
その他
〇敷地内にマンホールトイレ設置
〇食糧等備蓄庫
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