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資料1-2 令和5年度研究事業実施方針(案)の概要【AMED研究】 (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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創薬支援推進事業

令和5年度要求額

事業概要(背景・目的)
大学や公的研究機関等の研究者が保有する優れた創薬シーズを医薬品としての実用化につなげる
ため、創薬支援ネットワークが行う技術支援(評価系の構築、ヒット・リード化合物の探索、リード化合物
の最適化(合成展開・コンピュータ創薬))、バイオマーカー探索、非臨床試験、知財管理等に関する支
援や基盤整備を推進し、創薬シーズの早期実用化を図る。また、創薬基盤技術等の開発や希少疾病用
医薬品等の開発支援を行うなど、研究開発期間の短縮と革新的医薬品の創出確率の向上を図る。

4,135,677千円

PJ(モダリティ)区分
医薬品
医療機器・ヘルスケア
再生・細胞医療・遺伝子治療
ゲノム・データ基盤
疾患基礎研究

要求額(千円)
4,135,677
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0
0
0

シーズ開発・研究基盤

0



令和5年度概算要求のポイント

0

「当面優先して議論する課題 令和2年度まとめ」(令和3年3月29日医薬品開発協議会決定)において、アカデミアと企業のギャップを埋める仕組
み、新規モダリティ、in silico、AI創薬等の新たなテクノロジーを活用した研究や希少疾病領域の開発等の推進の必要性が指摘されている。医薬品
開発協議会での議論も踏まえ、以下の取組を推進する。
○ 創薬支援ネットワークにおける創薬支援を引き続き推進する。また、モダリティの多様化(特に、抗体、遺伝子治療、細胞治療等)に対して対応
する。(新規課題の採択)
○ 産学連携による次世代創薬AI開発事業において、創薬AIの実用化に向けて、富岳による3Dシミュレーションによる予測手法の確立等を行う。
○ 引き続き、国が主体的に支援するべき領域である希少疾病領域の医薬品の開発を支援する。(拡充・採択課題数の増)
○ 創薬総合支援事業(創薬ブースター)において、文部科学省の事業である橋渡し研究プログラムと連携し、創薬シーズの収集を強化する。(拡
充・採択課題数の増)

これまでの成果概要等
【医薬品】
<アウトカム>
・シーズの企業への導出件数
(令和2~3年度) 5件
・希少疾病用医薬品指定件数
(令和2~3年度) 1件
・DAIIAにおいて、製薬企業18社か
らデータ提供等をうけ、研究機関
と企業の連携体制を構築
・DISCにおいて、中分子ライブラリ
ー構築を開始し、BINDSと連携

○企業への導出(ライセンスアウト) (令和4年3月末時点)
課題番号

課題名

研究者

導出時期

種類

備考

DNW-15002

硫酸抱合型尿毒症物質の産生阻害による腎
障害治療薬の探索

齋藤 秀之
(熊本大学)

2020年4月

低分子
化合物

DISC活


2020年9月

低分子
化合物

2020年10月

低分子
化合物

医療分野研究開発推進計画(令和2年3月27日)4.1医
DNW-19012
脂質代謝経路を標的としたがん免疫療法の
茂樹
KPI)P.18~大多
21のア
療分野の研究開発に関する成果目標(
探索
(慶應義塾大学)
ウトプット・アウトカム部分の成果を記載してください。
DNW-18005
新規のNrf2活性化メカニズムに着目した扁
鈴木 裕之
第二期分(令和2~3年度分を記載してください)
平上皮がん治療薬の探索
(筑波大学)
DNWー17015

GM1-ガングリオシドーシス脳病態に有効な
新規低分子シャペロン治療薬の探索

檜垣 克美
(鳥取大学)

2021年6月

低分子
化合物

DNW-17018

癌代謝制御ハブ分子の新規阻害剤の探索

中山 敬一
(九州大学)

2022年3月

低分子
化合物

DISC(産学協働スクリーニングコンソーシアム):会員企業から提供される化合物ライブラリー等を利用したHighthroughput Screening(迅速に創薬候補化合物を検索する技術)を実施

DISC活


DISC活


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