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資料1-2 令和5年度研究事業実施方針(案)の概要【AMED研究】 (40 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業
事業概要(背景・目的)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)、インフルエンザ、結核、動物由来感染症、薬剤耐性菌、ヒトT細
胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)など、感染症対策上重要な病原体に対して、基盤的な研究から、診断
薬、治療薬、ワクチンの開発等の実用化に向けた開発研究までを一貫して推進する。 そのために、
「予防接種に関する基本的な計画」、「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」等を踏まえ、主に5項目
(①感染症サーベイランス、病原体データベース、感染拡大防止策等の総合的な対策に資する研究、
②ワクチンの実用化及び予防接種の評価に資する研究、③新興・再興感染症の検査・診断体制の確
保に資する研究、④感染症に対する診断法、治療法の実用化に関する研究、⑤新興・再興感染症に対
する国際ネットワーク構築に資する研究)を主軸に据え、開発研究を行う。

令和5年度要求額

2,505,517千円

PJ(モダリティ)区分
医薬品
医療機器・ヘルスケア
再生・細胞医療・遺伝子治療
ゲノム・データ基盤
疾患基礎研究
シーズ開発・研究基盤


要求額(千円)
2,505,517
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2,505,517

令和5年度概算要求のポイント
新たに以下の研究について、これまで推進してきた5項目(事業概要に記載の①~⑤)を主軸とした観点から、多面的に推進する。
1. COVID-19を含む重点感染症に関する総合的な対策に資する研究
2. 薬剤耐性(AMR)に対する新規治療法の開発研究
3. 感染症法に規定されている感染症のうち、国内での市中感染が認められる感染症に対する予防・診断・治療法の開発研究

これまでの成果概要等





新型コロナウイルス感染症の予後予測因子(IFN-λ3)の同定に成功、体外診断用医薬品(重症化マーカー)として薬事承認、保険収載
副反応を軽減したおたふくかぜワクチンの開発、特許出願
エボラ出血熱に対する次世代ワクチンの開発 第I相臨床試験完了
多剤耐性結核DNAワクチンの開発 第I相臨床試験実施
【医薬品】
<アウトプット>
・非臨床POCの取得件数(令和2~3年度) 26件
・臨床POCの取得件数 (令和2~3年度) 2件
<アウトカム>
・シーズの企業への導出件数(令和2~3年度)16件

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