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資料1-2 令和5年度研究事業実施方針(案)の概要【AMED研究】 (39 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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具体的な研究内容等
身体・知的障害分野
自立生活を可能にするような住居支援及び能動的に社会参
加することの出来る就労マッチング支援手法の開発のための
研究

障害者家族の高齢化を見据え、独居やグループホーム等で実際に自立生活を可能
にするような支援手法を開発する必要がある。同時に、障害者に与える仕事ではな
く、障害特性に合わせて特技や経験を活かす仕事を障害者が主体的に選び、体調
に合わせた働き方により能動的に社会参加することができる就労マッチング支援手法
の開発も重要である。これらを開発・検証することにより、実用化を促進する。

臨床知見に着眼した障害児・者の医療・支援の質的向上を
実現する診断・治療の最適化・層別化研究、並びに病態生
理・メカニズムに関する研究

同じ障害の中でもその特徴や効果的な治療・リハビリ法は必ずしも同一ではない。そ
こで、リハビリや治療における層別化・個別化を図り、個々に適切な医療を提供する。
また、層別化や個別化を示す知見から、新たな病態生理を明らかにする。

田村 文弥(tamura-fumiya.gr8) <tamura-fumiya.gr8@mhlw.local>

感覚器障害分野
自立生活を可能にするような住居支援及び能動的に社会参
加することの出来る就労マッチング支援手法の開発のための
研究
難聴児の療育や社会参加の向上を実現するための効果的な
補聴器の適応に関する研究

障害者家族の高齢化を見据え、独居やグループホーム等で実際に自立生活を可能
にするような支援手法を開発する必要がある。同時に、障害者に与える仕事ではな
く、障害特性に合わせて特技や経験を活かす仕事を障害者が主体的に選び、体調
に合わせた働き方により能動的に社会参加することができる就労マッチング支援手法
の開発も重要である。これらを開発・検証することにより、実用化を促進する。
軽度・中等度を含む難聴児に対する補聴器の有用性及び効果的な適応について
は、科学的根拠が十分に明らかにされているとは言えない。難聴児の補聴器を用い
た療育や社会参加(就学、就労等)の向上を実現できるよう、補聴器適応に関
するガイドライン開発に資する研究を促進する。

【期待されるアウトプット】
①障害者の地域生活の向上及び障害者福祉サービスの改善に資するエビデンスを確立する(特許申請・登録3件以上・診療ガイドライン
に資するエビデンス創出1件以上)
②臨床POCの取得件数 1件
③研究成果の科学誌(インパクトファクター5以上)への論文掲載 15件
(②③は精神障害との合算)
【期待されるアウトカム】
①障害児・者の寿命延伸に伴う重度化や二次障害への介入プログラムの開発等。さらに家族や支援者による持続可能な地域包括支援
システムの開発。
②障害児・者とその家族の機能障害と生活機能の向上を目指した新規介入方法等の開発を目指す。
③シーズの他の統合プロジェクトや企業等への導出件数 1件
④臨床的に実用可能なバイオマーカー等の開発件数 3件
⑤疾患の原因となる遺伝子変異に基づく新規の診断・治療法の開発件数 2件
(③④⑤は精神障害分野との合算)

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