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資料1-2 令和5年度研究事業実施方針(案)の概要【AMED研究】 (50 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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具体的な研究内容等
低・中所得国の健康・医療改善に資する、医薬品・医療機器・医
療技術等の海外での活用に向けた実装・臨床研究
以下の要素を満たす研究を推進する。
• 国際的に公衆衛生上大きな課題となっている疾病やその治療に資する
低・中所得国における国際共同体制での実装・臨床試験の実施。
• 既に先進国等で有効性が実証されているものの対象国で普及されてい
ない予防・診断・治療法の活用を目指す。
• 予防・診断・治療にかかる医薬品・医療機器・医療技術等の、低・中所
得国の患者に対する社会実装の可能性や、有効性、安全性等を評価・
検証する。
• 更に、医療コスト、持続発展可能性等についても調査し、将来的な実用
化・事業化に向けた戦略を策定する。
• 実用化を促進するために、企業からの応募も可能とする。
低中所得国
臨床試験
臨床試験・
医師主導研究
承認申請
承認審査・製品化 社会実装
対象国の
薬事規制
当局
我が国の医薬品・
医療機器等
製造業者
臨床ガイドライン
WHO認証申請・ガイドライン化
例: 途上国向けWHO事前認証・推奨の取得
WHO
WHO ガイドラインへの掲載
Global Alliance for Chronic Diseases (GACD)と
連携した低・中所得国における慢性疾患対策に資する実装研
究の国際協調研究公募
■ 生活習慣病の予防・診断・治療方法の国際共同臨床研究
❑ GACDと連携した公募課題設定と国際協調公募
2017~2019年 メンタルヘルス(2課題採択)
2018~2022年 高血圧と糖尿病(2課題採択)
2021~2023年 がん (令和3年度 1課題採択)
2022~2025年 複合疾患(令和4年度公募、1課題採択)
2023~2026年 都市環境(令和5年度公募、採択予定)
■ 国際アライアンスを活用した研究成果の最大化
GACD研究者が参画する12の課題横断的ワーキンググループ活動を
通じた、課題横断的な共同研究成果の導出。
- Multimorbidity研究への提言を2018年にLancetで発表。
同分野の研究課題において、データシェア基盤を構築中。
ファンディング機関間でのCo-Fundingや、世界銀行のNCDs予防
事業資金を活用した研究スキームを有す。
2018年9月の国連ハイレベル会合では、第1期高血圧公募の研究
成果を発表。
研究成果
実装研究
ベトナムでiCBT (Internet based Cognitive Behavioral Therapy) プログラムを開発し、同
国でRCTを実施した。うつ状態の新規発症は、対照群2.4%に比べ介入群では0.7%であり、約
70%の相対リスク減少を示した。また、3ヶ月後のうつ状態の頻度は、対照群4.0%にくらべ介入
群では2.0%と、約50%の相対リスク減少を示した。(東京大学 川上教授)
Global Alliance for Chronic Diseases
・世界の公的医療研究開発資金の80%を扱う機関が加盟。
・15加盟機関 (AMED, NIH, EC, UKMRC, CIHR, NHMRC,
HRC, SAMRC, CAMS, MINCYT, FAPSEP, ICMR, HSRI,
CNPq, INNSZ)
・世界66カ国で研究を実施。(総額230億円分の研究)
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低・中所得国の健康・医療改善に資する、医薬品・医療機器・医
療技術等の海外での活用に向けた実装・臨床研究
以下の要素を満たす研究を推進する。
• 国際的に公衆衛生上大きな課題となっている疾病やその治療に資する
低・中所得国における国際共同体制での実装・臨床試験の実施。
• 既に先進国等で有効性が実証されているものの対象国で普及されてい
ない予防・診断・治療法の活用を目指す。
• 予防・診断・治療にかかる医薬品・医療機器・医療技術等の、低・中所
得国の患者に対する社会実装の可能性や、有効性、安全性等を評価・
検証する。
• 更に、医療コスト、持続発展可能性等についても調査し、将来的な実用
化・事業化に向けた戦略を策定する。
• 実用化を促進するために、企業からの応募も可能とする。
低中所得国
臨床試験
臨床試験・
医師主導研究
承認申請
承認審査・製品化 社会実装
対象国の
薬事規制
当局
我が国の医薬品・
医療機器等
製造業者
臨床ガイドライン
WHO認証申請・ガイドライン化
例: 途上国向けWHO事前認証・推奨の取得
WHO
WHO ガイドラインへの掲載
Global Alliance for Chronic Diseases (GACD)と
連携した低・中所得国における慢性疾患対策に資する実装研
究の国際協調研究公募
■ 生活習慣病の予防・診断・治療方法の国際共同臨床研究
❑ GACDと連携した公募課題設定と国際協調公募
2017~2019年 メンタルヘルス(2課題採択)
2018~2022年 高血圧と糖尿病(2課題採択)
2021~2023年 がん (令和3年度 1課題採択)
2022~2025年 複合疾患(令和4年度公募、1課題採択)
2023~2026年 都市環境(令和5年度公募、採択予定)
■ 国際アライアンスを活用した研究成果の最大化
GACD研究者が参画する12の課題横断的ワーキンググループ活動を
通じた、課題横断的な共同研究成果の導出。
- Multimorbidity研究への提言を2018年にLancetで発表。
同分野の研究課題において、データシェア基盤を構築中。
ファンディング機関間でのCo-Fundingや、世界銀行のNCDs予防
事業資金を活用した研究スキームを有す。
2018年9月の国連ハイレベル会合では、第1期高血圧公募の研究
成果を発表。
研究成果
実装研究
ベトナムでiCBT (Internet based Cognitive Behavioral Therapy) プログラムを開発し、同
国でRCTを実施した。うつ状態の新規発症は、対照群2.4%に比べ介入群では0.7%であり、約
70%の相対リスク減少を示した。また、3ヶ月後のうつ状態の頻度は、対照群4.0%にくらべ介入
群では2.0%と、約50%の相対リスク減少を示した。(東京大学 川上教授)
Global Alliance for Chronic Diseases
・世界の公的医療研究開発資金の80%を扱う機関が加盟。
・15加盟機関 (AMED, NIH, EC, UKMRC, CIHR, NHMRC,
HRC, SAMRC, CAMS, MINCYT, FAPSEP, ICMR, HSRI,
CNPq, INNSZ)
・世界66カ国で研究を実施。(総額230億円分の研究)
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