よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2 令和5年度研究事業実施方針(案)の概要【AMED研究】 (37 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

具体的な研究内容等
縦断データ解析によるコロナ感染後の精神症状に対する新規治療法の開発

・コロナ感染後の精神症状に関連するBio-Psycho-Socialな縦断データを解析し、精神疾患の治療法の開発を促進する。

精神障害分野の研究促進におけるデータ利活用に関する研究構築

・精神疾患レジストリの利活用による治療効果、転帰予測、新たな層別化に関する研究を推進し、新たな疾患概念の確立とともに、
診断と治療の一体化を実現する。

客観的診断法の確立と治療の
最適化

• 「精神疾患の客観的診断法・障
害(disability)評価法の確立」
• 「精神疾患の適正な治療法の確
立」を行い、社会実装を可能とす
る研究を推進

心の健康づくり等に資する研究開発

新型コロナ感染症等の社会生活環境の
変化に伴う国民の精神的ストレスの増大
に鑑み、全ライフコースの中でも特に思春
期・若年成人世代を中心とした精神疾
患・発達障害の予防、早期発見、早期治
療・支援を図るための研究開発を行う。

依存症の治療回復に資する研究開発

アルコール依存症、薬物依存症などの物質
使用症やギャンブル行動症などを含む嗜癖
行動症等の嗜癖性疾患において、病態解
明、早期発見及び治療・支援等に関する研
究を推進する。

精神疾患における疾患異種性の克服、発症メカニズム解明、客観的診断法、適切な治療法の確立、
発症予防や重症化軽減の促進
【期待されるアウトプット】
①精神疾患の客観的診断法及び障害(disability)評価法の確立、精神疾患の適正な治療法の確立
②精神疾患・発達障害の早期発見・早期支援等を図るための介入プログラムの開発等による精神疾患や発達障害の重症化予防等
③物質使用障害や行動嗜癖等の嗜癖性障害の発症危険因子・重症化予測因子・高リスク群の同定、新規治療法の開発等
④精神疾患レジストリの活用を通じた、客観的診断・治療の最適化、予後向上等に資するエビデンスの創出、及び精神障害分野におけるトランスレーショナルリサーチの推進等による、精神保
健医療福祉の向上に資する研究基盤の構築
⑤臨床POCの取得件数 1件
⑥研究成果の科学誌(インパクトファクター5以上)への論文掲載 15件

【期待されるアウトカム】

①客観的診断方法の確立と治療の最適化、心の健康づくり等に資する研究開発、依存症の治療回復に資する研究開発、精神障害分野の研究促進におけるデータ利用等研究の構
築が推進されることで、精神疾患の発症メカニズム解明、診断法、適切な治療法の確立の促進。
②シーズの他の統合プロジェクトや企業等への導出件数 1件
③臨床的に実用可能なバイオマーカー等の開発件数 3件
④疾患の原因となる遺伝子変異に基づく新規の診断・治療法の開発件数 2件

36