具体的な研究内容等
エイズ対策における課題
○ HIV感染症の根本的治療薬がなく、抗HIV薬の生涯にわたる内服が避けられない
→ 新規ワクチン及びARTとは異なる新規治療法の開発や根治療法の開発を推進するとともに、薬剤耐性ウイルスへの対応が必要
○ 抗HIV薬によるエイズ発症抑制、⾧期生存が可能となったことにより、HIV感染期間自体が⾧期化
→ ⾧期HIV感染による合併症への対応、HIV感染者高齢化に対する新たな対応が必要

令和５年度の研究概要

根治療法
の開発

基盤的研究
の推進

○ 新規ワクチン・治療薬の開発

・ ワクチン等の新たな免疫療法の開発
・ HIV根治療法の確立を目指した研究

○ 医薬品シーズ探索

・ 薬剤耐性、薬による副作用等の問題を解決するための
新たな作用機序を持つ抗HIV薬の開発

○ HIV感染の機構解明

・ HIV潜伏感染機序の解明、感染機構の解明を推進
・ 薬剤耐性HIVの機構解明及び国内流入等の感染動向把握

○ HIV関連病態の解明と治療法開発
○ 持続感染動物モデル開発

・ 肝炎ウイルス合併症による肝硬変、血友病、日和見感染症等
のHIV感染合併症の病態解明と治療法開発
・ 動物モデルの開発の継続

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