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資料1-2 令和5年度研究事業実施方針(案)の概要【AMED研究】 (60 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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女性の健康の包括的支援実用化研究事業
事業概要(背景・目的)

令和5年度要求額
PJ(モダリティ)区分
医薬品
医療機器・ヘルスケア
再生・細胞医療・遺伝子治療
ゲノム・データ基盤
疾患基礎研究

近年、女性の就業率の上昇、初産年齢の上昇、生涯出生数の減
少、平均寿命の伸長等に伴い、女性の健康に関わる問題は大きく変化してきている。また、女性の心身
の状態は思春期、妊娠・出産期、更年期、老年期といった、ライフステージごとに大きく変化するという
特性がある。こうしたことを踏まえ、女性が生涯にわたり健康に生活できるよう、必要な情報提供を行い、
ライフステージごとの課題に応じて包括的に支援していく必要がある。
本事業では、人生の各段階に応じてその心身の状況が大きく変化する女性の生涯を通じた健康や疾
シーズ開発・研究基盤
患について、心身における性差も加味し、かつライフステージの軸で多面的にとらえ、エビデンスに基づ

く「予防/診断/治療/予後・QOL」についての研究開発とその実用化を推進する。

179,634千円
要求額(千円)
0
0
0
156,754
22,880
0
179,634

令和5年度概算要求のポイント

女性がより良い生涯を送るために必要な健康を提供できるような社会創成を視野に入れ、女性の
健康や疾患についての問題解決に向けて、エビデンス創出等を実現させる。
1.女性特有の疾病に関する研究について
女性ホルモンが健康に及ぼす影響 (月経関連疾患、更年期疾患、ライフコース追跡研究等)
女性ホルモンの影響による疾病の予防・治療に資するライフコース研究、非侵襲的な予測法に関する研究開発等を推進する。
女性器等に関する疾病 (子宮内膜症、骨盤臓器脱等)
ライフステージに応じた子宮内膜症の予防・治療のためのエビデンス創出、疾病の病態解明と発症予測モデルの開発等を推進する。
プレコンセプション期女性に特有の疾患予防
プレコンセプション期の健康管理最適化実現のためのデータを活用したエビデンス創出を推進する。
2.男女共通課題のうち特に女性の健康に資する研究について
性差に関わる研究(疾患性差、女性の心身の状況を考慮した診療ツールの開発等)
性差を認める疾患の診断・治療・予防戦略の開発、性差による発症メカニズム等の差異に関する研究(痛みや冠動脈機能)等を推進する。

これまでの成果概要等
【ゲノム・データ基盤PJ】
<アウトプット>
・研究成果の科学誌(IF5以上)への論文掲載件数
(令和2~3年度) 14件※
・研究成果の科学誌(IF5未満等の他の科学誌)への論文掲載状況
(令和2~3年度) 52件※
・新たな疾患発症メカニズム解明の件数 (令和2~3年度) 0件

【疾患基礎研究PJ】
<アウトプット>
・研究成果の科学誌(IF5未満等の他の科学誌)への論文掲載
状況
(令和2~3年度)38件※

※クラリベイト Journal Citation Reportsより集計

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