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資料1-2 令和5年度研究事業実施方針(案)の概要【AMED研究】 (66 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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免疫アレルギー疾患実用化研究事業
令和5年度要求額
事業概要(背景・目的)
PJ(モダリティ)区分
医薬品
医療機器・ヘルスケア
再生・細胞医療・遺伝子治療
ゲノム・データ基盤
疾患基礎研究
アレルギー疾患、もしくはなんらかの免疫疾患の罹患者は国民の半数以上に上る。このため、平成26
年にアレルギー疾患対策基本法が成立し、疾患の本態解明、革新的な治療法の開発に資する研究を推進
している.平成31年1月に「免疫アレルギー疾患研究10か年戦略」が発出され、わが国として目指すべ
きビジョンと具体的な研究事項が明示された.
本事業では免疫アレルギー疾患の病因・病態の解明等に関する研究や、予防、診断、治療・予後QOL
に関する質の高い基礎的研究に立脚した「成果やシーズ」を着実に実用化プロセスに乗せて、新規創薬、
層別化に資するデータ・ゲノム基盤等の研究開発を促進する.
860,386千円
要求額(千円)
58,888
0
0
88,888
712,610
シーズ開発・研究基盤
計
0
860,386
令和5年度概算要求のポイント
(増額)【ゲノム・データ基盤】 将来の予防的・先制的医療の実用化を目指すゲノム・データ基盤研究
・予防・先制的医療による発症予防・重症化予防の重要度は高く、病態解明とシーズ候補の探索準備に係わる費用を拡充する。
【疾患基礎研究】 アレルゲン免疫療法の開発に資する研究
・アレルゲン免疫療法はアレルギー患者の自然歴に介入することのできる唯一の治療法であり、その開発につながる研究推進が必要である。
(新規)【医薬品】 重症・難治性・治療抵抗性免疫アレルギー疾患に対する治療薬の実用化に関する開発研究
・⾧期間にわたり患者のQOLを大きく損ねる重症・難治性・治療抵抗性の免疫アレルギー疾患の治療法を開発する。
【ゲノム・データ基盤】疾患多様性理解と層別化に資する基盤的ゲノム・データ研究
・多様性のある免疫アレルギー疾患において、病態の「見える化」を通じた、 最適な医療の導入が求められており推進する必要がある。
【疾患基礎研究】 患者・市民参画による双方向性の免疫アレルギー研究の推進に関する研究
ライフステージ等免疫アレルギー疾患の経時的特性解明を目指す研究
・10か年戦略に基づき、患者・市民が参画した、また免疫アレルギー疾患の特性に着目した研究を推進する必要がある。
これまでの成果概要等
【医薬品プロジェクト】
・新規アトピー性皮膚炎外用剤の製造販売承認に至った(平成28年終了課題、令和2年製造販売承認)
・転写因子IRF5の阻害が全身性エリテマトーデスの新規治療法となる可能性を実験的に証明した(令和4年度継続課題)
【ゲノム・データ基盤プロジェクト】
・関節リウマチにおける間質性肺炎リスク遺伝子領域を同定した(令和4年度継続課題)
・アジア人集団におけるマイクロRNA発現に影響を及ぼす遺伝的多型(miRNA-eQTL)カタログを作成した(令和4年度継続課題)
【疾患基礎研究プロジェクト】
・日本人の免疫疾患患者および健常人の末梢血から分取した28種類の免疫細胞の遺伝子発現を定量化し、遺伝子多型が遺伝子発現に与える影響をカタログ化した
『ImmuNexUT』を作成した(令和4年度継続課題)
・バセドウ病における抗甲状腺刺激ホルモン受容体抗体産生機構が明らかとした(令和4年度継続課題)
【医薬品】
<アウトプット>非臨床POCの取得件数 1件
【ゲノム・データ基盤】<アウトプット>科学誌(IF5以上)への論文掲載件数 (令和3年度末) 3件
【疾患基礎基盤】
<アウトプット>科学誌(IF5以上)への論文掲載件数 (令和3年度末)53件
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令和5年度要求額
事業概要(背景・目的)
PJ(モダリティ)区分
医薬品
医療機器・ヘルスケア
再生・細胞医療・遺伝子治療
ゲノム・データ基盤
疾患基礎研究
アレルギー疾患、もしくはなんらかの免疫疾患の罹患者は国民の半数以上に上る。このため、平成26
年にアレルギー疾患対策基本法が成立し、疾患の本態解明、革新的な治療法の開発に資する研究を推進
している.平成31年1月に「免疫アレルギー疾患研究10か年戦略」が発出され、わが国として目指すべ
きビジョンと具体的な研究事項が明示された.
本事業では免疫アレルギー疾患の病因・病態の解明等に関する研究や、予防、診断、治療・予後QOL
に関する質の高い基礎的研究に立脚した「成果やシーズ」を着実に実用化プロセスに乗せて、新規創薬、
層別化に資するデータ・ゲノム基盤等の研究開発を促進する.
860,386千円
要求額(千円)
58,888
0
0
88,888
712,610
シーズ開発・研究基盤
計
0
860,386
令和5年度概算要求のポイント
(増額)【ゲノム・データ基盤】 将来の予防的・先制的医療の実用化を目指すゲノム・データ基盤研究
・予防・先制的医療による発症予防・重症化予防の重要度は高く、病態解明とシーズ候補の探索準備に係わる費用を拡充する。
【疾患基礎研究】 アレルゲン免疫療法の開発に資する研究
・アレルゲン免疫療法はアレルギー患者の自然歴に介入することのできる唯一の治療法であり、その開発につながる研究推進が必要である。
(新規)【医薬品】 重症・難治性・治療抵抗性免疫アレルギー疾患に対する治療薬の実用化に関する開発研究
・⾧期間にわたり患者のQOLを大きく損ねる重症・難治性・治療抵抗性の免疫アレルギー疾患の治療法を開発する。
【ゲノム・データ基盤】疾患多様性理解と層別化に資する基盤的ゲノム・データ研究
・多様性のある免疫アレルギー疾患において、病態の「見える化」を通じた、 最適な医療の導入が求められており推進する必要がある。
【疾患基礎研究】 患者・市民参画による双方向性の免疫アレルギー研究の推進に関する研究
ライフステージ等免疫アレルギー疾患の経時的特性解明を目指す研究
・10か年戦略に基づき、患者・市民が参画した、また免疫アレルギー疾患の特性に着目した研究を推進する必要がある。
これまでの成果概要等
【医薬品プロジェクト】
・新規アトピー性皮膚炎外用剤の製造販売承認に至った(平成28年終了課題、令和2年製造販売承認)
・転写因子IRF5の阻害が全身性エリテマトーデスの新規治療法となる可能性を実験的に証明した(令和4年度継続課題)
【ゲノム・データ基盤プロジェクト】
・関節リウマチにおける間質性肺炎リスク遺伝子領域を同定した(令和4年度継続課題)
・アジア人集団におけるマイクロRNA発現に影響を及ぼす遺伝的多型(miRNA-eQTL)カタログを作成した(令和4年度継続課題)
【疾患基礎研究プロジェクト】
・日本人の免疫疾患患者および健常人の末梢血から分取した28種類の免疫細胞の遺伝子発現を定量化し、遺伝子多型が遺伝子発現に与える影響をカタログ化した
『ImmuNexUT』を作成した(令和4年度継続課題)
・バセドウ病における抗甲状腺刺激ホルモン受容体抗体産生機構が明らかとした(令和4年度継続課題)
【医薬品】
<アウトプット>非臨床POCの取得件数 1件
【ゲノム・データ基盤】<アウトプット>科学誌(IF5以上)への論文掲載件数 (令和3年度末) 3件
【疾患基礎基盤】
<アウトプット>科学誌(IF5以上)への論文掲載件数 (令和3年度末)53件
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