よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-2 令和5年度研究事業実施方針(案)の概要【AMED研究】 (82 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

具体的な研究内容等
A.加齢に伴う機能低下及び変化に着目した研究基盤整備
研究内容

産官学連携によるリアルワールドデータ及び臨床データを活用した研究を推進するための基盤を
整備し、介護予防・要介護状態の維持改善に資するエビデンスを創出するとともに、産業界への導出を図る。高
齢者における要介護状態の発生および進行メカニズムを解明するため、高齢者を対象に各種老年性疾患の罹
患・治療歴、心身機能、リハビリテーションや介護ケア等の介入情報および、血液・尿等のヒト生体試料を用いた
生化学的検索等の臨床データを前向きに収集し、領域横断的に解析を行うことが可能な前向きコホートの開発
を推進する。要介護認定審査におけるプロセス等をサポートするシステム開発、CHASE・VISIT等データを用いた
ケアに係るCDS開発を推進する。
テーマ

○ 要介護認定審査におけるプロセス等をサポートするシステム開発に係る研究(R3~R5)
○ CHASE・VISIT等データを用いたケアに係るCDS開発(R3~R5)
○ 高齢者における要介護状態の発生・進行メカニズム解明を目的とする
前向きコホート研究(新規 R5~R9)

加齢に伴う機能低下および変化
の評価系の開発及び解明
疾患領域である老年医学におけ
る新たなエビデンス構築
老年医学領域における
研究推進のための基盤整備

B.医療や介護を必要とする状態の予防手法の開発
研究内容

高齢者のフレイルに対する評価系として活用可能なバイオマーカー開発研究を開始し、身体組
織の加齢に伴う機能低下の仕組みを明らかにし、老年医学領域における健常時からの予防と重度化防止の
新たなエビデンス創出に繋げる。また、介護予防に資する介入手法の開発を目指す。
テーマ

○ 高齢者のフレイルに対する評価指標と新規介入手法の確立に資するバイオマーカー開発(R4~R6)

C.高齢者特有の疾患・病態・徴候に対する適切な医療・介護手法の開発

エビデンスに基づいた
産官学連携を促進
重症化防止/QOLの向上
高齢者医療・介護のための
予防・医療・介護手法の整備

研究内容

心身の老化や複数の合併症を抱える高齢者特有の状態を踏まえ、より効果的に医療・介護を提供
できるよう、ICTやAI等を活用し効率化を図ると同時に、限られた介護人材で質の高いケアを提供するための開
発研究を推進する。また、重度化防止と共にQOLの維持・向上ができる疾患管理・ケア技法等の開発を行うとと
もに、在宅医療・介護現場での有効な管理手法等のエビデンスの構築と共に即時応用が可能な成果導出を目
指す。高齢者看護ケア提供のためのAI技術等を活用した動作支援プログラムの開発、超音波による簡易的骨格
筋量評価アルゴリズムの開発を推進する。
テーマ

○ 高齢者看護ケア提供のためのAI技術等を活用した動作支援プログラムの開発研究(R3~R5)
○ 高齢者に対する最適なリハビリテーションと栄養管理のための、
超音波による簡易的骨格筋量評価アルゴリズムの開発(R4~R6)

健康寿命延伸
健康長寿社会への貢献
新産業創出への貢献

81