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資料1-2 令和5年度研究事業実施方針(案)の概要【AMED研究】 (90 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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具体的な研究内容等
手術動画解析AIを用いた「熟練の技」の教育と
手術支援システムの開発
 ウェブベースの白内障手術動画レポジトリの構築
を行い、得られた動画から手技動作の評価シス
テムと共に、AIによる白内障手術失敗リスク値を
リアルタイムに算出する予測システムを開発して
いる。

内視鏡外科手術におけるAI自動技術評価システムの開発
 日本内視鏡外科学会との連携により1650例の技術認定医試
験の手術動画、技術評価点数結果に基づくAI自動評価シス
テム構築を行った。
 AI自動技術評価システムを用いた臨床研究の実施と、ユー
ザーインターフェースの開発(アプリ化)により、早期に実臨床
の場に応用されることが期待される。
Error score

出血量

手術時間

手術動画のAI解析により白内障手術中のリスクを、
「失敗リスク値」としてリアルタイムで算出できるシス
テムを構築した。Preliminaryな検討では、リスク値の
閾値ラインを定めることで、AIによるトラブル事前予
測能の精度向上を認めている。

術者
専門医平均
組織の取り回し
組織の取り回し

工程移動回数

左図:出血認識モデルによる手術手技評価。黄色はAIにて認識
された出血部を示す
右図:AI技術評価システムのユーザーインターフェース開発の
イメージ

期待されるアウトプット、アウトカム
◆ Impact Factor 5以上の科学誌への論文掲載を3本以上
◆ 非臨床POCの取得件数1件以上
 シーズの他の統合プロジェクトや企業等への導出件数 2件以上

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