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令和5年度厚生労働科学研究の概要 (24 ページ)
出典
公開元URL | https://public-comment.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000239529 |
出典情報 | 「令和5年度厚生労働科学研究」に関する御意見募集について(8/5)《厚生労働省》 |
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睡眠)睡眠指針の改定を目指した「睡眠の質」の評価及び向上手法の確立
喫煙)受動喫煙対策による社会的インパクト評価
「健診・保健指導分野」:
健康診査・保健指導における健診項目等の必要性、妥当性の検証
PHR(Personal Health Record)を扱う事業者等が健康等情報を提供するモデルの提示
地域・職域連携の推進状況の評価や課題の整理、効果的な事業評価指標の提示
「生活習慣病管理分野」:
循環器病領域における、情報提供・相談支援プログラムや、各都道府県で使用できる有用
な目標指標の作成
NDB データを用いた日本全国規模の糖尿病有病者数、合併症等の実態把握
【期待されるアウトカム】
健康日本21(第二次)に基づいた国民健康づくり運動を進めてきたが、令和4年度末まで
に策定予定の、次期国民健康づくりプランに役立つエビデンスの創出によって、施策を効果的
に推進することができ、健康寿命の更なる延伸に繋がる。
また、特定健診等を含めた健診や保健指導の定期的な見直しに寄与する。
さらに、循環器病については、令和元年 12 月に施行された「健康寿命の延伸等を図るための
脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」に基づき、令和2年 10 月に閣
議決定された循環器病対策推進基本計画に基づいた研究を推進することによって、健康寿命の
延伸や循環器病の年齢調整死亡率の減少を目指す。
2.これまでの研究成果の概要
・「健康増進施設の現状把握と標準的な運動指導プログラムの開発および効果検証と普及促
進」においては、
「運動型健康増進施設」が提供している運動指導プログラムの現状を把握し、
調査結果と先行研究のレビュー結果を基に「健康増進施設」が提供すべき標準的な運動プログ
ラムを開発した(令和元年度終了)。
・「社会経済格差による生活習慣病課題への対応方策案に向けた社会福祉・疫学的研究に関
する研究」においては、教育歴や所得等の社会経済的要因等を踏まえた食生活、身体活動・運
動、口腔、喫煙等の実態と課題を明確化した(令和2年度終了)。
・「健康診査・保健指導の有効性評価に関する研究」においては、健診制度を検証し、現状
の制度や健診項目で期待される効果、今後充実させるべき内容、事業実施の問題点と今後の方
向性について知見を得た(平成 30 年度終了)
。
・「地域におけるかかりつけ医等を中心とした心不全の診療提供体制構築のための研究」に
おいては、わが国における心不全の現状を把握し、「地域のかかりつけ医と多職種のための心
不全診療ガイドブック」を作成した(令和2年度終了)。
・「循環器病領域における治療と仕事の両立支援の手法確立に向けた研究」においては、脳
卒中及び心血管疾患の復職の現状把握を行うと共に、
「脳卒中の治療と仕事のお役立ちノート」
を作成した(令和2年度終了)。
3.令和5年度に継続課題として優先的に推進するもの
○健康づくり分野
「現代の社会生活に応じた適切な睡眠・休養取得のための行動変容促進ツールの作成及び環
境整備のための研究」
令和4年度策定予定の次期国民健康づくり運動プランの休養・睡眠対策の検討に向けた資
料の作成や、睡眠指針の改定の材料の創出が求められており、計画策定や、これを受けた睡
眠指針の改正に向けて、より充実した研究が求められる。
○健診・保健指導分野
「新しい生活様式における適切な健診実施と受診に向けた研究」
新型コロナウイルスを想定した新しい生活様式に適した健診のあり方として、新たな技術
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喫煙)受動喫煙対策による社会的インパクト評価
「健診・保健指導分野」:
健康診査・保健指導における健診項目等の必要性、妥当性の検証
PHR(Personal Health Record)を扱う事業者等が健康等情報を提供するモデルの提示
地域・職域連携の推進状況の評価や課題の整理、効果的な事業評価指標の提示
「生活習慣病管理分野」:
循環器病領域における、情報提供・相談支援プログラムや、各都道府県で使用できる有用
な目標指標の作成
NDB データを用いた日本全国規模の糖尿病有病者数、合併症等の実態把握
【期待されるアウトカム】
健康日本21(第二次)に基づいた国民健康づくり運動を進めてきたが、令和4年度末まで
に策定予定の、次期国民健康づくりプランに役立つエビデンスの創出によって、施策を効果的
に推進することができ、健康寿命の更なる延伸に繋がる。
また、特定健診等を含めた健診や保健指導の定期的な見直しに寄与する。
さらに、循環器病については、令和元年 12 月に施行された「健康寿命の延伸等を図るための
脳卒中、心臓病その他の循環器病に係る対策に関する基本法」に基づき、令和2年 10 月に閣
議決定された循環器病対策推進基本計画に基づいた研究を推進することによって、健康寿命の
延伸や循環器病の年齢調整死亡率の減少を目指す。
2.これまでの研究成果の概要
・「健康増進施設の現状把握と標準的な運動指導プログラムの開発および効果検証と普及促
進」においては、
「運動型健康増進施設」が提供している運動指導プログラムの現状を把握し、
調査結果と先行研究のレビュー結果を基に「健康増進施設」が提供すべき標準的な運動プログ
ラムを開発した(令和元年度終了)。
・「社会経済格差による生活習慣病課題への対応方策案に向けた社会福祉・疫学的研究に関
する研究」においては、教育歴や所得等の社会経済的要因等を踏まえた食生活、身体活動・運
動、口腔、喫煙等の実態と課題を明確化した(令和2年度終了)。
・「健康診査・保健指導の有効性評価に関する研究」においては、健診制度を検証し、現状
の制度や健診項目で期待される効果、今後充実させるべき内容、事業実施の問題点と今後の方
向性について知見を得た(平成 30 年度終了)
。
・「地域におけるかかりつけ医等を中心とした心不全の診療提供体制構築のための研究」に
おいては、わが国における心不全の現状を把握し、「地域のかかりつけ医と多職種のための心
不全診療ガイドブック」を作成した(令和2年度終了)。
・「循環器病領域における治療と仕事の両立支援の手法確立に向けた研究」においては、脳
卒中及び心血管疾患の復職の現状把握を行うと共に、
「脳卒中の治療と仕事のお役立ちノート」
を作成した(令和2年度終了)。
3.令和5年度に継続課題として優先的に推進するもの
○健康づくり分野
「現代の社会生活に応じた適切な睡眠・休養取得のための行動変容促進ツールの作成及び環
境整備のための研究」
令和4年度策定予定の次期国民健康づくり運動プランの休養・睡眠対策の検討に向けた資
料の作成や、睡眠指針の改定の材料の創出が求められており、計画策定や、これを受けた睡
眠指針の改正に向けて、より充実した研究が求められる。
○健診・保健指導分野
「新しい生活様式における適切な健診実施と受診に向けた研究」
新型コロナウイルスを想定した新しい生活様式に適した健診のあり方として、新たな技術
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